It's not your fault. が気に入っている話
2021年01月04日
被害に遭った人に、、あなたは悪くない
と伝えることが大事だという話はよく見聞きます。
でも、私聞風坊は、安易に口にするのは控えてるんです。
反省点がないって言っているように聞こえるからです。
何事も何かしら反省して、今後のために注意する点はあるように思えるからです。
それに、無責任な気もするんです。自分のことなのに。
責任もって、次に臨むって意欲を削ぐ感じがするんです。
だから、「あなたは悪くない」を勧める人たちの意図を汲み取れきれずにずっと悩んでいたんです。
最近、
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(Good Will Hunting)
という古い映画を観たのでした。
その中で、
It's not your fault.
という印象的な台詞が出てきます。
訳としては「君は悪くない」
とされているでしょうか。
君のせいじゃない
君の責任じゃない
なんていうニュアンスでしょう。
これが、
自分の不注意から害を被ったとして、
罪責感を強く感じている被害に遭った人に対して「あなたは悪くない」
と言うときの英語の言い回しかなと思いました。
faultについて調べててみました。
失敗とか、ミスとか、誤りとか、落ち度とか、欠陥とか、責任って意味があるようです。
虐待の影響で、つい人を傷つけてしまったり、
自分を危険な目に遭わせてしまったりときには、
君に欠陥があるせいじゃないんだ。
君が不良品だからじゃないんだ。
どうしようもなかったんだ。
不可抗力なんだ。
なんてニュアンスになるかもしれません。
実のところ、自分のことを
なにかしら欠落のある人間
人として欠陥品
人格が破損品
なんて意識を持っています。
必死に頑張っても頑張っても、やはりうまくいかない。
どれだけ準備をしてもいざというときにやらかしてしまう。
どれほど配慮したつもりでもどこか大事な配慮が足りない。
結局、
どうにもいい方向に向かわない。
いつもなにかしら失敗(fault)してる感じ。
そんな性格、
そんな性分
そんな品質、
そんな自分のことをポンコツだと思う。
そんなとき、それらが、
逆境な環境に必死に適応した結果であることを保証してもらい、
そもそもの性格とか性分とか品質とか人格とかじゃなくて、
虐待の影響であることをしっかり伝えてもらうことは大きな慰めになるでしょう。
望むと望まないとに関わらず、
(結果的に)害を与えるなどのやってはならないことをしてしまうのは。
または、
やった方がいいことをやらないのは。
それらを繰り返すのは。
それまでの環境で、そうすることで生き延びてきたからで、
そういうやり方を身につけてきたからで、
だから、それ以外のやり方を知らないからで、
そういう風に心と身体、つまり(脳)神経細胞が形作られてきたからで、
そうしないと生き延びられなかったからで、
そんな環境だったのだから、
一般社会でのふるまいを知らなかったからで、
一般社会ではフツーに教えてもらえることを教えてもらえなかったからで、
そういう風になったのは、あなたの責任じゃない。
君の落ち度じゃない。
It's not your fault.
逆境的環境の責任なんだ。
逆境的環境が悪いんだ。
環境に欠陥があったんだ。
・・・。
とはいえ、
あなたに責任があるのは、これからどうするかについてだ。
それはあなたの手の中にある。
あなたの手に委ねられている。
これまでの逆境環境からあなたの人生を取り戻すんだ。
そんな意味合いのフレーズじゃないかと思ったのでした。
It's not your fault.
と伝えることが大事だという話はよく見聞きます。
でも、私聞風坊は、安易に口にするのは控えてるんです。
反省点がないって言っているように聞こえるからです。
何事も何かしら反省して、今後のために注意する点はあるように思えるからです。
それに、無責任な気もするんです。自分のことなのに。
責任もって、次に臨むって意欲を削ぐ感じがするんです。
だから、「あなたは悪くない」を勧める人たちの意図を汲み取れきれずにずっと悩んでいたんです。
最近、
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(Good Will Hunting)
という古い映画を観たのでした。
その中で、
It's not your fault.
という印象的な台詞が出てきます。
訳としては「君は悪くない」
とされているでしょうか。
君のせいじゃない
君の責任じゃない
なんていうニュアンスでしょう。
これが、
自分の不注意から害を被ったとして、
罪責感を強く感じている被害に遭った人に対して「あなたは悪くない」
と言うときの英語の言い回しかなと思いました。
faultについて調べててみました。
失敗とか、ミスとか、誤りとか、落ち度とか、欠陥とか、責任って意味があるようです。
虐待の影響で、つい人を傷つけてしまったり、
自分を危険な目に遭わせてしまったりときには、
君に欠陥があるせいじゃないんだ。
君が不良品だからじゃないんだ。
どうしようもなかったんだ。
不可抗力なんだ。
なんてニュアンスになるかもしれません。
実のところ、自分のことを
なにかしら欠落のある人間
人として欠陥品
人格が破損品
なんて意識を持っています。
必死に頑張っても頑張っても、やはりうまくいかない。
どれだけ準備をしてもいざというときにやらかしてしまう。
どれほど配慮したつもりでもどこか大事な配慮が足りない。
結局、
どうにもいい方向に向かわない。
いつもなにかしら失敗(fault)してる感じ。
そんな性格、
そんな性分
そんな品質、
そんな自分のことをポンコツだと思う。
そんなとき、それらが、
逆境な環境に必死に適応した結果であることを保証してもらい、
そもそもの性格とか性分とか品質とか人格とかじゃなくて、
虐待の影響であることをしっかり伝えてもらうことは大きな慰めになるでしょう。
望むと望まないとに関わらず、
(結果的に)害を与えるなどのやってはならないことをしてしまうのは。
または、
やった方がいいことをやらないのは。
それらを繰り返すのは。
それまでの環境で、そうすることで生き延びてきたからで、
そういうやり方を身につけてきたからで、
だから、それ以外のやり方を知らないからで、
そういう風に心と身体、つまり(脳)神経細胞が形作られてきたからで、
そうしないと生き延びられなかったからで、
そんな環境だったのだから、
一般社会でのふるまいを知らなかったからで、
一般社会ではフツーに教えてもらえることを教えてもらえなかったからで、
そういう風になったのは、あなたの責任じゃない。
君の落ち度じゃない。
It's not your fault.
逆境的環境の責任なんだ。
逆境的環境が悪いんだ。
環境に欠陥があったんだ。
・・・。
とはいえ、
あなたに責任があるのは、これからどうするかについてだ。
それはあなたの手の中にある。
あなたの手に委ねられている。
これまでの逆境環境からあなたの人生を取り戻すんだ。
そんな意味合いのフレーズじゃないかと思ったのでした。
It's not your fault.
Posted by 聞風坊 at 06:00│Comments(0)
│心理・カウンセリング
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これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。
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