2017年12月15日

自分を守る保護膜の話

 久しぶりにTA・交流分析関連の話です。

 「親」、Parent、または単純にPとして表記される私の状態があるとされています。

 その状態にいる私は、まさに親のように、

 または子どもの頃に出会った大人のように、

 究極、その場での振る舞い方を示してくれた自分以外の「誰か」のように、

 今ここで振る舞っています。

 それが、今ここで周囲から期待された振る舞い方であれば安全、安心が得られます。

 もし、期待されたものでなかったら、緊張が走りますね。

 その場その場での適切な振る舞い方を知っているということは生きていく上でとても大切です。

 さて、
 生きていく上で、素の自分の本音通りに振る舞うと、周囲と不協和音が生じることがあります。

 だからといって、本音を横に置いて、周囲の期待に応えるばかりでは、苦しさが募りやっていけません。

 この時、素の自分と周囲との仲立ちとなる何かがあれば、楽に安心・安全が保障されそう。
 
 それは、
 素の自分と自分以外の世界との間にあり、
 素の自分を包み込む保護膜のような何かで、
 調和のとれた振る舞い方を知っています。

 それを私聞風坊は、Pと考えています。


 その場その場でどのように振る舞えばいいかをこれといって意識せずできる私。
 に包まれた素の自分は、
 安心して社会でやっていけます。

 逆に包まれていない場合は、とてもやっていきづらい。

 その場その場での望ましい振る舞い方
 有り体に言えばそれは、常識といわれる行動規範でしょう。

 もっと砕けた言い方をすれば、
 フツーこうする。
 という行動パターンですね。

 社会と距離を置きたくなる場合は、この保護膜が十分に機能していないからのように思えます。

 となると、
 今ここでどのように振る舞えば、自分を守りつつ周囲と折り合いがつけられるのか?

 を学ぶことで、この問題は解決できそうに思えます。

 それは、安全な場で、周囲の上手くやっている人たちから見よう見まねで学ぶ形でしょう。

 いわゆる「居場所」「当事者グループ」がこの機能をはたしているかもしれません。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)交流分析

2017年12月12日

【告知】子どもに関わる人への研修会あります

 スクールソーシャルワーカーと教職員が中心となって活動している「みやざき子ども支援研究会」さんと、
 宮崎大学や関係団体が中心となって活動している「子どもの貧困対応を視点とした子育て・子育ち支援者連絡会議」さんが、
 主催する集まりが来年1月に開催されます。

 2団体が同日に開催するので、日程がちょっと複雑ですが、
案内をよ~くご覧になればだんだん分かってきます。

 興味を持たれた皆さん、どうぞご参加下さい。

日 時 平成30年1月27(土)13:00
       ~1月28日(日)12:00

場 所 宮崎大学創立330記念交流会館コンベンションホール

内 容 
 ○講演
  楠 凡之氏「「特別なニーズ」を持つ子どもへの発達援助と子ども集団づくり~自閉症スペクトラム障害の問題に視点を当てて」

  田中 哲氏「アタッチメント障がいの理解と対応」

 ○子ども支援に関するワークショップ

問い合わせ申込み
 Eメールなど チラシご参照あれ

案内チラシ↓





  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)告知

2017年12月09日

話し言葉と書き言葉のこと。

 『NHKアナウンサーとともに ことば力アップ 2017年10月~2018年3月』 (NHK)
というラジオ講座のテキストを読んで、思い至ったことの記事です。

 文章には、話し言葉で書かれたものと、書き言葉で書かれたものがあり、

 音声を使って相手に伝える場合、話し言葉で書いたものの方が、伝わりやすいとのことでした。

 書き言葉は例えばこんな感じ。
 
 昨夜、午前11時頃、宮崎市末広の○○さん48歳の自宅で、子猫が発見されました。

 昨夜、午前、自宅、発見など熟語が多く、言葉が途切れずに流れていきます。

 情報がどんどん渡されてくる感じ。

 文字にして読むと分かりやすいけど、聞くとなるとちょっと苦労する。

 話し言葉だと、

 昨日の晩の、11時ごろに、宮崎市の末広町に住んでいる○○さんのうちで、子猫が見つかりました。

 みたいに、砕けた言い方になるようです。

 そして、相手が聞き分けるには時間が必要なので、文章の区切りを多くして、間を置くのだそうです。

 なるほどと思いました。

 私聞風坊は、どうしているかと考えたら、

 皆さんにお話しさせて頂く時や、このブログを書く時は、なるべく砕けた物言いになるようにしています。

 なので、普段からなにか発信する時は、自分は話し言葉なんだなぁと気づいたのでした。

 さて、最近の若い人の言葉遣いに興味を持っています。

 接続。分節。装置。回路。なんて言うのです。

 これらは、工業系、電子機器系で物品に対してよく使う言葉です。

 それを、
 人の心や動きや、行いについて使うのです。

 例えば、

 ここ最近、頭が混乱していたので、自分の行動を分節してみると、
 他者と接続しようと試みてはいるけど、なにかしらの一般人とか異なる回路が作動して、
 期待された結果とは違う様相を呈していることに気づいたのでした。
 ある意味自分は、そういう装置化された人間なのだと改めて気づきました。

 みたいな感じ。※慣れてないので、うまくできませんが。

 新しい言葉遣いが大好きな私聞風坊なので、この使い方を面白く感じていますが、

 同時に分かりづらさも感じていました。

 なるほど、通常の会話において、もっぱら物に使うところの書き言葉を使っているからなんですね。

 もちっとかみ砕いて、人に対して使う言葉に言い換えてくれんね。

 と言いたくなるオジサン聞風坊でありました。

 若い皆さん、その節はよしなに。 
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)社会のこと

2017年12月06日

北海道でお話ししたのでした。

 北海道札幌のNPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワークさんからお声かけ頂き、

 就労をテーマに、
 現在仕事に就いているこもっていた本人たちの本音を聞く集いでお話ししてきました。

 人生初の飛行機乗り継ぎを無事に成し遂げ、

 完全防寒の服装に汗をかき、

 道中キタキツネにも熊にも出会わず、

 さほど道に迷うこともなく紅葉する銀杏並木を愛でながら、

 無事に会場にたどり着きました。

 日本全国から来集した発表する皆さんは、どなたも社会と関わる苦労を抱え、

 苦心しながら精一杯生きてきて、

 今もなんとかかんとか折り合いをつけて暮らしていように感じました。

 就労支援がテーマの集いだったのですが、

 発表者はどなたも、

 就労するまでも、就労する際も、就労してからも、そこでよろしくやっていくのにとても苦労しているようでした。

 私聞風坊も同様です。

 そして同時に、そんな環境のもと、

 自分のために何ができるかの意識が高く、

 それを実行している人たちのようでもありました。

 こもっている人が、社会・他者と一緒にナニカをやっていくには、

 相手に期待するより自分自身に期待する方が成果につながりやすいようです。

 関係皆さん、ありがとうございました。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる

2017年12月03日

【告知】都城でひきこもりのお話しします

 みやざき楠の会都城支部さんのお招きで、
クラフト学習会を行います。

 当日は、こもる人の気持ちを認知行動の視点から解説したいと思っています。
行動の意味が分かれば、自然と関わり方は適切になるもの。

 無理解がほとんどの悪因です。

 我が子理解の一助になりましたら幸い。

お近くの方、どうぞのお出ましを。

 日 時 平成29年12月12日(火) 13:30~16:00
 場 所 都城市総合社会福祉センター2F 小会議室

 対 象 親、関心のある方、関係機関団体
 参加費 無料

 お問い合わせは、
 都城市社会福祉協議会ボランティア・福祉共育おうえんセンター
 0986-25-7318
 などにどうぞ。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる告知家族教室
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