2017年07月17日

『関わることを考えよう』のご案内

 拙著紹介シリーズ最終回は、

 『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』

 です。

 これは2015年。

 なんと自助活動の第一線から身を引いて、支援職としてリブートした当初の本です。

 これまで、支援を受ける側として暮らしてきた聞風坊が、

 支援職としてもっぱら他人様の支援を行う立場になって2年半。

 諸般の事情で、1年ほどの余裕のある暮らしができたので、

 これまたせっかくだからと、支援職仲間と一緒に仕事する中で感ずるところを文にまとめ、

 商業出版は無理だろうとそうそうに舵をきり、

 今回も自費出版の運びとなった一冊です。

 一番素の自分を記した本となりました。

 こもってのときは、自助グループ活動を背負っていたし、

 親育てのときは、TA・交流分析について知らしめるという重責を担っていたし、

 結構プレッシャーがきつかったんです。

 文体からわかるように、ヤンチャに言いたい放題やってます。

 医者に言いたいこと、心理職に言いたいこと、
 教育者に言いたいこと、就労支援者に言いたいこと、
 親に言いたいこと、当事者に言いたいこと、
 社会に言いたいこと

 を簡潔に言ってます。
 要望してます。
 提案もしてます。
 
 誰に読んでほしいかというと、当事者を支援する立場にある人たちです。

 当事者活動をする中で、私が感じ、仲間が感じていることをピックアップしたつもりです。

 ボクたちの発するコトバをうのみにしないでほしい。心意を感じ取ってほしい。

 感情を吐き出せ。なんて言わないでほしい。ゲロは苦しいんだ。

 教育という名の矯正をしないでほしい。強要は無論。

 落ち着いてボクたちのことを理解して欲しい。同意しなくてイイから。

 みたいなことを書いています。

 そんなこんなで、

 体裁として見開きで1テーマというミッションもクリアできました。

 個人的に、ひきこもり3部作が完結した気持ちになっています。

 だから、
 当事者個人の体験を記した形態としては、この本で一応筆を置くつもりです。

 そんな拙著、ご興味あれば、どうぞご連絡を。
 頒価1,000円です。



  
タグ :関わること


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)拙著

2017年07月14日

『親を育てるひきこもり』のご案内

 本の紹介シリーズです。

 今回も拙著です。

 『「親」を育てる「ひきこもり」』

 は、2009年に自費出版しました。

 相変わらず、自助活動人として、自分の変化と成長が一番の生活をしていた当時、

 夢中になっていたのが、TA・交流分析でした。

 TA・交流分析は、
 
 エリック・バーンという人が創始した心理臨床の理論と実践体系です。

 その中に、セルフ・リ・ペアレンティング=自己再養育療法なんて呼ばれるアプローチがあって、

 それが、私の日頃の実践とよくマッチしたのです。

 さっそく、TAのセルフ・リ・ペアレンティングの本を読むと、あらびっくり。

 自分の体験と重なることがいっぱい。

 これは、文として記録せねばと思い立ち、前著と同じ調子で、原稿を書き、

 今度は、厄落としの意味も込めて自費出版としました。

 内容は、

 一人部屋にこもっていながら、自分を癒し、変化と成長をするマニュアルです。

 こもる人は、人づきあいが苦手です。
 もちろん、医者やセラピスト、カウンセラーも苦手。
 だから、病因や相談に行かない。行けない。

 だったら自分でやろう!
 自助的な発想です。

 ということで、セルフセラピーマニュアルとなりました。

 こもる人に代表される生きづらさを抱く人たちが、

 密かに一人で行える自分のためにできることを記しました。

 生きづらさの根源の解説をTA理論に求め、

 自分にダメ出しする自分(P-)と、素の自分(C-)との葛藤ととらえ、
 その二つの調和を図る自分(A)を強めていくやり方です。

 昼夜逆転への取り組み方などを事例として挙げています。

 昼夜逆転は自分に必要なんだ。

 それでいてときどき困るんだ。

 じゃどうする自分?

 という感じ。

 雰囲気としては、認知行動療法に近いかもしれません。

 TA・交流分析入門書としてもなかなかの出来映えと思っています。

 頒価1,000円です。
 ご興味あれば、どうぞご連絡を。



  
タグ :拙著親育て


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)拙著

2017年07月11日

『こもって、よし!』のご案内

 自分の本もご案内します。

 本屋で買えることができる唯一の本

 『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』

 です。

 出版は2005年ですが、当時は、自助グループ活動が人生の中心でした。

 学びが多く、とっても貴重な成長の場を頂いたので、

 その記録として、

 書かねば!

 という思いから原稿を書きました。

 もしやと思って出版社に何件か相談したら、

 地元の鉱脈社さんが関心を持って下さり、出版となりました。

 自分が書いた原稿が、少しずつ本の形になっていく過程で、

 何人もの職業人が精魂込めて仕事している姿に心動かされたことを今でも思い出します。

 原稿をタイプする人、構成を考える人、本の体裁を考える人、デザインを描く人、会社受付の人・・・たくさんたくさん。

 一つのことを成すって、たくさんの人の思いがこめられているんだと感動したものでした。

 さて、この本、ひきこもり状態を赤裸々に描写・分析した前半と、
 そんな筆者が、自助グループ活動を通してどのように変化成長していったか、

 そして、
 そんなグループを運営するためのマニュアルを記した後半、

 の二部構成なんです。

 これまでもっぱら、前半部分が強調されていますが、

 書き手としては、後半のひきこもり当事者だけの自助グループを説明するための前置きだったので、

 なんだかビミョーな感じとなっています。

 この本をマニュアルとして自分なりの自助グループを立ち上げてもらえたら、

 飛び上がって喜ぶ聞風坊です。

 こもる人たちは、人と関わりたいのに関わることにひどく怯えています。

 そんな人たちが、リスクを極力少なく集える場作り。

 グループの周知の仕方、開催日時場所の選定、グループのルール、ミーティングでの配慮、メンバーとの関係、リーダーシップ・・・。

 これらをひたすら意識して活動しました。

 本には、こまごま記しています。

 もし、そんな場作りに興味があれば、どうぞお手にとって下さいまし。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)拙著

2017年01月06日

サイト内ご案内

 すでに右横でお知らせしていますが改めてのお知らせです。→

 これまで、講演発表や研修講師や寄稿などをして来ましたが、

 その一部をアーカイブ的に公開しています。

 聞風坊の図書館です。

 画像にして1ページずつ掲載しているので、ちょっと見づらいですが、

 よろしければご覧下さいまし。



 

  
タグ :図書館


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)拙著

2016年07月02日

こもって、よし! 親を育てる 関わり の紹介

 私聞風坊は、本を3冊出しています。
今回は、そのご紹介。

 『こもって、よし! ひきこもる僕自立する私』(2005 鉱脈社 本体価格¥1,400+税)
は、
 こもってる最中の、自分の尋常ならざる状態と、家族の関わりについて赤裸々に記した前半部分と、
 ひきこもり自助グループの立ち上げと運営について細かく記した後半部分の2本立てです。
 客観的に書くよう努めたので、こもっている人もこもっていない人も、こもっている状態がどんなものか分かりやすくなっています。

 『「親」を育てる「ひきこもり」』(2009 自費出版 頒価¥1,000(税込))
は、
 誰もアテにできないひきこもり生活の中で、自分で自分を癒した経験を、TA・交流分析理論に沿って解説したセルフセラピーハンドブックです。
 こもっている人が、自室で1人でできることを中心に、ひきこもりの時間を、自分のために使うためにどうしたらいいか? を記しています。
 ひきこもりの本としても、TA・交流分析の本としてもなかなか役立つ内容です。

 『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』(2015 自費出版 頒価¥1,000(税込))
は、
 支援職として仕事しはじめた経験をもとに、思うことをまとめた本です。
 当事者の立場としてずっと活動してきた私聞風坊にとって、支援職は対極の立場でした。
 その立場に立ち、同僚を得て、その世界で仕事する中で、いろいろもやもやがたまってきたので、思いを噴出するように一気に書き上げました。
 ひきこもりや自助グループ、TA・交流分析という大きなものを背負わず、自分の心にただ正直に書いたので、3冊の中で一番のびのびと書けました。

 お陰さまで3冊とも、こもる本人や家族・支援者の方から好評を頂いています。
 講演会場などで販売しています。
 よろしかったらお手にとってください。
   
タグ :拙著


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)交流分析拙著

2016年03月28日

獣のようにひきこもっていた頃の話し

 今では、穏やかな状態で過ごす時間が多くなっている私聞風坊ですが、

 こもり始めたホントの最初の頃は、獣でした。いのしし
拙著にはこう記しています。
 
 髪の毛もヒゲも何ヶ月も手入れをしていないのでぼさぼさに伸び放題だ。

 しかも、気持ち的に追い込まれているので、目つきがアブナイ。顔をしかめ、上目遣いに睨み付け歯を食いしばっている。

 入浴、着替えをしない。

 切羽詰まって気がつけば叫んでいる。

 手足の血の気が引く。

 こわばった筋肉が勝手に踊りだす。体が震えていうこときかない。

『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社 2005)p30~31より抜粋。

 まさにパニック!
まさにおかしい状態!叫び

 さて、こんな時どうしていたかというと、
そんな自分を味わっていました。

 これ、カウンセリング・セラピーのトレーニングでさんざんやったこと。

 自分への声かけをしながら、パニクってる自分にただ寄り添ったのでした。

 自分の筋肉のどこがこわばっているか? 震えているか?

 自分の身体のどこが冷たくなっているか?

 自分の身体のうちのどこらへんが重くなっているか?

 自分の身体・内部を観察し、何が起きているかを知り、
そして、すべてあるがままを受容していたのでした。

 それこそ気が変になるくらいの大変な苦痛を伴う作業でしたが、
 恐慌状態にある自分から少しばかり距離を置くことになるので、
 落ち着いた客観的なクールな自分は保護できていたのかもしれません。

 今で言うとマインドフルネス状態に当たるでしょうか。

 この頃から、身体の声を聞くことをやっていたのですね。

 もちろん当時は自分が何を意図しているかはもちろん分かっていません。
 ただ、今ここ、布団の中でおかしくなっている自分の状態に気づき声をかけ続けただけ。

 それは期せずして、おかしな自分自身をも排除せず受け容れる作業の繰り返しでした。

 そのお陰かもしれません。
 少しずつ落ち着きを取り戻していったのでした。

 そうして今に到ります。
  


2015年10月22日

【本の紹介】 関わることを考えよう

 今年(2015)の4月に作った本は、
『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』
 です。

 数年前から本格的に支援者の立場に立ちだした私聞風坊ですが、

 支援者の中に支援者としてあって、
 なんだかなぁ たこ

 な気分になることが多かったのです。

あ、そこにこだわるんだぁ。

あ、そういう風にカテゴライズしちゃうんだぁ。

あ、勉強になるわぁで終わっちゃうんだぁ。

という風に、

効果的じゃないポイントに力を注ぐとか、
 → 感情を聴いてほしくないのに感情に焦点を当てた関わりをする。

自分が持ってる枠に当てはめて理解しようとするとか、
 → たとえば非行タイプとか、嘘つきとか、キレやすいとか、相手の枠組みに沿って考えればそんなことはない。

自分のマズい関わりで支援が上手くいかず相手に害がおよんだとしても、
 → 自分の成長に役立つケースという風に捉えて、失敗を糧にする。
自分の失敗を棚に上げて、自己利益に注目する姿勢。 

 などという、不愉快な体験をちょくちょくしたので、
これはひとつまとめておかんといかん !!!

と、思って書いたものです。

心理職とのセッション、
 医療者との関わり、
  若者支援者との関わり、
    当事者どうしの関わり、
 などの場面場面での、

それは嫌や!
 こうしてほしいんだ。
という要望の書であり、

 同じ支援者として、こんな風にしたらいいと思うよ。
という提案の書です。

 支援機関を利用しててもやもやっとしている当事者の皆さん、
当事者と関わる中で苦労している支援者の皆さん、

 なにかヒントがあると思います。

 もし、ご興味持たれましたら、ご一報下さい。
頒価一冊税込み千円(送料・振込手数料別途要)です。
  


Posted by 聞風坊 at 00:00Comments(0)拙著

2015年10月07日

【本の紹介】「親」を育てるひきこもりってどういうこと?

 ご存知の通り私聞風坊は、体験やら考えたことやらなんやらかんやらを、
 3冊の本にまとめているのですが、

 内容について、これといってお知らせしてないなと、ふと気づいたので、
少しばかりお知らせしようと思います。

 「親」を育てる「ひきこもり」という本は、実はTA・交流分析の本なんです。

 TA・交流分析は、エリック・バーンという人が創始しました。
人の心の理解と、人の成長に役立つ方法がたくさん蓄えられています。

 特に、
あの人とまたは自分とどう関わればいいか?

 という問いによく応えます。

 交流分析と言うだけあって、関わることに重点を置いているからですね。

 拙著は、親子関係の関わり方をはじめ、
特に、自分との関わり方について記しています。

 子どもの頃の親密な他者(親)との関係が、なんか嫌な気分になる関わり方ばかりだと、
 まるでコピーしたみたいに、自分に対しても同じように関わってしまうのです。

 かつて親密な他者が繰り返ししたように、
自分を馬鹿にして、
自分を追い込んで、
価値を置かず、
怯えさえて、
 という風に。

 そうやって自分で自分を辛くしているのをやめて、
自分を楽にするように自分に関わる方法の1つが書いてあります。

 もし、ご興味持たれましたら、ご一報下さい。
頒価一冊税込み千円(送料・振込手数料別途要)です。

  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)交流分析拙著

2015年06月14日

【新著】当事者と関わることについての冊子できました

 数年ぶりの新作をハンドメイドしました。

前作と同じく、斉藤印刷さんのご協力でできました。

 題して、
『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』





カウンセラーやセラピスト、医療関係者や教育関係者、

就労支援職、

親・家族、

自分たち本人同士(ピア)

はては社会全体に暮らす皆さん

に対する

要望の書です。

 本人が不満だけを言い、
それを支援者だけが解決する構図は終わりにしたいという思いで書きました。


 私たち本人は、
自分たちはどうしてほしいのか?
またはどうしたいのか?

 を明確にすることで、他者からの協力が得やすくなります。

 だから、
相手が自分に何もしてくれないと不満だけを口にして、
相手が手助けしやすいように自分の要望を言葉にするという作業を怠ってはなりません。

 自分にできることはするのです。

 まずは私聞風坊自身が実践しました。

 どうぞ、全国、否、世界各地にいる本人の皆さん。
自分の要望を言葉にする作業をしてみてください。

 それで他者の協力が得られないとしても、
なにかしら得るものがあります。
 そう、自分はこんな望みを持っていたんだと自分を知ることは最大の利益の一つです。

 頒価1,000円です。
講演・講座やイベント会場でお渡しすることが多いかなと思います。
その折はお気軽にお声かけ下さいませ。

  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)拙著

2013年05月08日

イメージ能力最大発揮しよう

 自助グループでの学びに、

まだ見ぬ仲間に思いをはせよう

というのがあります。

 今出会った、つながっている仲間はまちがいなく大事であり、そして

 まだ自分たちのグループにつながっていない大勢の仲間のことを思って、活動しよう。

という訓戒です。

仲間ができると、つい自分たちのことしか考えなくなってしまいがち。
 だから、
自分たちの都合に合わせて、グループの方針すら変えがち。

 それは集まる日時や回数、場所といった環境的なことだったり、
変化と成長を目指すなどのグループの目的の変更だったりします。

 グループの運営をしばしば見直すことは勧められています。
しかしそれは、自分たちの都合という名の勝手なに合わせてではなく、
 本来の趣旨に沿ったグループに、よりよくしていくためにです。

そのために、上述の訓戒があるのです。

私たちの活動は、
 まだ見ぬ仲間のためになるだろうか?

   まだ見ぬ仲間が魅力を感じてくれるだろうか?

     まだ見ぬ仲間がこの場に来た時に、かつて私たちが感じた喜びを同じように味わえるだろうか?

 そういう風にイメージを繰り返しながら、活動を振り返り、そして新しくしていきます。

 実はこの作業、
かつての私をいたわることでもあるのです。

 あの、苦難と屈辱にまみれた時期に、

私にはどんな手助けが必要だったのか?
    どんな手助けがあれば、私はもっと楽に生きることができたのか?
 心身の調和が保てただろうか?

 こうしてほしかったんだよね。
   こうしたらよかったんだよね。

今ならできる!!!

 今の私なら、自分に必要なことができる。
そういう実感が生まれるのです。

自己効力感はこうしてできていきます。

拙著『こもって、よし!』には、このようなことも書いています。
ご高覧あれ。
  


Posted by 聞風坊 at 00:00Comments(0)拙著


【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。


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