結果を固定しているかどうかが重要な話

2018年08月10日

 帰属理論についての話の続きです。

 成功した状態を固定して、

 何をやればいいかを考えて実行する。

 と、うまくいく。

 という話で前回記事は終わりました。

 つまり、結果を固定するのですね。

 望ましい状態に。

 これ、もし望ましくない状態に固定していたとしたらどうなるでしょう?

 私は必ず失敗する。

 どうせうまくいかない。

 と、結果を固定していたとしたら、

 努力する気になりません。

 自分の能力・才能・可能性を信じることも難しい。

 運は? ・・・悪い。

 こんな気持ちで日々を過ごしているこもっている人は多いでしょう。

 結果を固定する。

 未来を固定している。

 注意してみると何か気づくことがあるかもしれません。
  
タグ :帰属理論


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)心理・カウンセリング

成功と失敗の原因を何にするかの話

2018年08月05日

 帰属理論というのがあるのだそうです。

 特に、成功と失敗の原因を何に帰属するのか?

 でよく取り沙汰されるようです。

 この場合、帰属は「なんのせいで」って意味みたいです。
 帰属理論では、
 自分の努力、運、課題の難しさ、自分の能力(才能・可能性)の4つのせいで考えるようです。

 例えば、
 成功したのは、

 自分の努力の成果です。

 自分の能力が成功にふさわしい程度だったからです。

 なんて風に、成功の理由を自分の頑張りとか、自分の力だとすると、

 なんだか、自信が湧いてきますね。

 一方で、

 運がよかったからです。

 大したことじゃなかったからです。

 なんて、自分の力以外のせいで自分が成功したんだ。

 とすると、なんだか自分って大したことない感じ。

 同じように失敗について考えるとと、

 自分の努力の仕方が悪かったせいです。

 とすると、
 じゃあ次どんな風に努力して成功しようか?
 って気になりやすいですね。

 これが
 運が悪かったせいです。
 自分には成功する能力(才能・可能性)がないからです。

 となると、なんだかどうしようもない感じ。

 自分でどうにかできることに注目すると成功は自信につながるし、
 失敗も次に活かせるようです。

 運とか能力・才能=素材=ポテンシャルみたいに自分ではどうにもできないことのせいにすると、
 頑張る気、次に活かす気がなくなってしまうようです。

 そしてもう一つ、
 上手くいく。成功する。
 という結果を安定させておくというのも大事みたい。

 うまくいった状態。
 成功した状態を安定・固定しておいて、

 じゃ、そうなるために、

 何をどう頑張ろうか? どう努力しようか?

 って考えることがうまくいくコツのようです。

 逆上がりができた状態を目指すには?

 試験に合格した状態を目指すには?

 社会でよろしくやっている状態を目指すには?

  
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Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)心理・カウンセリング