2019年01月01日

謹賀新年

 
 謹んで新年のお慶び申し上げます。

 皆さまに、よきことたくさんありますよう お祈り申し上げます。

  平成31年・西暦2019年 元旦

              聞風坊
  
タグ :ご挨拶


Posted by 聞風坊 at 05:00Comments(0)

2018年12月30日

ストレス大祭りの今年1年を振り返ってみたのでした

 個人的に、今年は、ハッキリ言って、怒濤の1年でした。

 1人で抱え込むにはおなかパンパンなので、
 ここで少しばかり共有させていただきます。
 皆さまには、気が向いたほどに、お付き合いいただければと思います。

 なんといっても、
この1年は、受験のために明け、暮れたのでした。

 去年の秋に、
どうも新しい資格制度ができて、自分たちも資格をとる条件を満たすようだ。
 とのうわさを知人から聞き、

 話半分にいろいろ調べだしたら、自分はどうも条件を満たしているようでした。

 これまで資格取りには消極的な私でしたが、
これを機に一念発起。
 とりあえずチャレンジしてみようと、

 まずは、
試験を受けるための準備を開始したのでした。
 受験資格証明書類の整備です。

 いろいろなところに連絡を取ってご造作願いました。
見知らぬ書類を作成して提出せねばならないので、頭をフル稼働させねばなりませんでした。
 数ヶ月かけてようやく整備のめどが立ったので、

 次は資格試験受験前の講習です。
 2ヶ月ほどの長患いの風邪を押して、数日間みっちり講習を受けて、晴れて受験資格取得しました。

 とりあえず、予定通り計画通りに一里塚に到達しました。
 実はここまでで準備開始から半年。
 ひとつ事をこれほどの長期間緊張感を持って取り組み続けるのはほぼ人生初。

 ために、
すでに精根尽きかけていたのでした。

 とはいえ、試験日はほっといても迫り来るのです。
息つく間もなく、学生の頃よりも勉強する受験生生活を始めることとなったのでした。

 来る日も来る日も専門知識の習得に寸暇を惜しんで取り組みました。
5月の連休も、酷暑台風の夏も、勉強勉強また勉強の日々。

 身も心も頭も酷使して、受験生活を送りました。

 疲労困憊、精根使い果たした状態で試験に臨んだところ、全く予想だにしない試験問題の連続。

 心かき乱され、パニック寸前。
 試験後はしばらく放心状態。
 そして長らく悶々と落ち込む日々。

 勉強する機会さえあればもっと上手くやれたのに。
 子どもの頃からの学ぶ機会の選択のなさに無念を感じます。

 そして数ヶ月。心の傷も癒やされた頃、結果発表でした。
 どうやら1年間の頑張りは結果につながったようです。

 そんな受験生活のまっただ中、家族が緊急入院したのです。
 ベッドに寝たきりの生活を送る家族の看護がそれから数ヶ月続きます。
 ほぼ毎日の見舞い、入院生活必要品不要品のやりとり、着替えの洗濯、心の支え、医師・看護師・事務員など病院とのやりとり

 家に帰れば、家族の部屋の片付けが待っています。出したゴミは燃えるゴミ・燃やせないゴミ袋大に数十袋分。

 というのも、
 いつ葬式が起きるか分からない、退院したとしても自宅に帰ってこられるか分からない予測不能の状態、
 先の見通せない重圧に耐えながら、平日も休日もなくただただ辛抱するしかない状態が3ヶ月ほど続きました。

 現在、お陰様で見事に回復していますが、看護は実は今も継続中です。
 服薬の世話、食事の世話、入浴の世話、服装・寝具・掃除の世話・・・たくさんたくさんあります。
 まだまだ気が抜けません。

 こんな、
 引きこもり8050問題を地でいく事態に、正直疲労困憊、憔悴しきりの1年だったのです。

 そうなんです。
 親が死んだらどうなるかの前に、親がものすごく健康を害する、
 時に命の危険にさらされる事態が到来するのです。

 医療に関して言えば、家族にものすごい責任が被さってきます。
 容態が急変すれば昼夜を問わず病院から連絡が入ります。
 それ以外にも家族の承諾がいる事はとっても多いのです。
 子どもは、親の命を預かることになります。
 親の健康の責任を負うことになります。

 自己負担軽減のため医療費の公的助成があればあったで、退院すればしたで、
 あそこの窓口こちらの期間に出向いて手続きせねばなりません。
 とにかくなんでもかんでも子どもが責任を負います。

 医療関係以外にも、家族に関するもろもろの手続きについては、
 家族の代わりに手続きを代行せねばなりません。
 全部自分でやらねばなりません。
 見知らぬ人と見知らぬ話をしてなんどもなんでも決断しなければなりません。

 そのストレスたるや!

 兄弟姉妹がいればまだしも、
そうでなければ、引きこもる子どもが一心に責任を負わねばなりません。

 この予測される事態に対処することが、8050問題のまずもって重要な点だと経験から思ったのでした。

 自分自身の体調不良にも対処しつつの、
 こんなストレスの1年のうちに、ひきこもり系のイベントに関わったり、研修講師などをさせていただきました。

 西暦2018年、平成30年。
 この1年、関わってくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

 まだ見ぬ縁ある方々にも、1年なんとかやり通せましたこと、お礼申し上げます。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)

2018年12月25日

親亡き前に子どもはものすごい責任を負う話

 ひきこもりについて今一番ホットな話題は、

 80-50問題です。

 親が80歳代だと子どもは50歳代。

 お互いに高齢状態によって起こるいろいろな困難を総まとめてそう呼びます。

 親の立場からだと、自分亡き後、子どもが安全に暮らしていけるかどうかが不安。
 そのための準備をせねばと考えるようです。

 一方で、
 子の立場から言うと、親亡き前に、親が重病になったり、介護状態になったりする方が先にやって来るのです。

 例えば、親の病気や介護。

 脳卒中や転倒で救急搬送されて!

 病院の救急外来から電話が来て!

 すぐにきてほしいと呼び出されて!

 医療処置する際の説明と署名を求められて!

 つまりは、親の命の責任を、急に負わされて!
 
 今後どうなるのかという不安に胸が押しつぶされそうになって、

 ひたすら治療が済むのを待ち続ける。

 または、親の物忘れが激しくなって、なんだか言うことやることが奇妙になってきて、

 何とか自分たちでやってきたけど、もうこれ以上無理だとなって、

 どうする? どうすればイイの? 誰に助けを求めればイイの?

 と言うことになったり、

 精神科受診して認知症の診断が降りて、介護サービスが受けられるとなって、

 その手続きで、見知らぬ人と見知らぬ会話を繰り返し、慣れない判断を次から次にせねばならない立場に、

 思いがけず急に!
 なることは珍しくありません。

 だから、今、親にできることは、

 ハンコの場所や保険証の場所を教えておいたり、
 生命保険や銀行口座の説明をしておいたり、
 かかりつけ医の情報や、急な連絡先の情報を伝えておいたり、

 子どもにとりあえず何でも相談できる人を紹介しておいたり、

 と、
 子どもが突然の出来事に遭遇しても何とかやっていけるように、

 準備することが大事だと言うことを、

 しばらく前に、ひきこもり親の会でお話ししました。

 自分が亡くなったあとのことを考えるより先に、

 自分が死ぬまでに、子どもが暮らしていくために自分には何ができるか?

 を考えて、実行することが大事だと経験上思うからです。

 ホント、外出先から帰ったら県病院の救急外来からの留守電が入っているなんてことはもうゴメンですわ。

  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる

2018年12月20日

不登校・ひきこもり予防と熱く語られると居心地が悪くなる話

 しばらく前に、不登校の当事者運動している人たちと話したときの話題です。

 予防!

 の運動があるんです。

 何事にも。

 インフルエンザの予防。

 交通事故の予防。

 認知症予防。

 転倒予防。

 悪いことが起きないようにするのが予防。

 不登校予防。

 ひきこもり予防。

 ニート予防。

 なんだか、悪い存在みたい。

 今、学校に行ってない人が、

 こもっている人が、

 就職状態にない人が。

 そして、予防できなかったとき、

 予防の責任を負っていた人がつらい思いをしてしまう。

 インフルエンザにしてしまった。

 交通事故を起こさせてしまった。

 認知症にしてしまった。

 転倒させてしまった。
 
 予防は大事。

 同時になにごとも完全に予防することはできないことを覚えておくことも大事。

 そう思ったのでした。
  


Posted by 聞風坊 at 06:00Comments(0)ひきこもる不登校

2018年12月15日

ひきこもり状態の人がどんな風に自分を変えたがっているかの研究の話

「ひきこもり状態にある若者は自己受容をどのように志向するか」(古志めぐみ 青木紀久代 カウンセリング研究第50巻第2号)
によると、

ひきこもり状態にある若者は、

今の自分を全面的に変えたい人がとても多かったそうです。
自分を気に入っていない人が多いのでしょうね。

分かる気がします。
自己肯定感や自尊心が低いと言われていることと関連があるのでしょう。

でも、
自分を取り替えるなんて現実的にあり得ません。

それゆえ、
嫌だけど替えられない、どうしていいか分からない状態。
変えたくても変えられない、もんもんとした状態。
のままになってしまっているようです。

そして、それだからか、
せめて、現在のひきこもり状態ぐらいは変えたいと望んでいるようです。

フルモデルチェンジみたく自分を全面的に変えることは難しいけど、
今の自分でありながら、ひきこもらない状態には変化したいようです。
現実的に、こう考える人もまた多いとのことです。

ところが、
いざ変容しようとすると、
どうにもやりたくなくなるようです。
誰しも変化は怖いもの。

それは、
こもる人の特徴の、
社会からの期待にしっかり応えねばならない。でも応えられる自信がない。
という恐れからも来るようです。

そしてそれは、
そもそもどうやって変わればいいかが分からないことと関係しているかもしれません。

この研究によると
憧れている人や周りの人を模倣する気持ちがとても低いのです。

これを裏返すと、
もし、モデルとなる人がいれば、その人を軸に、その人を目指して、
軸を1本決めてやってこられたのではないかと思えます。

困難に出会った時、どう変化すればいいかのモデルがいると、
自分が困った時、どうすればイイかのイメージが湧きやすいもの。

こんな時、あの人はどんな風にしたか?
あの人ならどう考えるだろうか?
って、参考になる人がいれば。

そうして、
ピンチで自分の能力を発揮して苦境を脱していたなら、
そんな力を持っている自分を実感できていたなら、
今のような苦悶の中にずっとひきこもっていることはなかったかもしれません。

こう考えてくると、
モデルがいて、自分の力を発揮できる機会がいっぱいある自助グループが、
魅力的・効果的だという理由が少し解明されたような思いになるのでした。

  




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