良好な親子関係は身体にいいみたい

2021年01月24日

不登校や発達障害や、子どもの心理的ケアは、まずは環境調整からと言われています。

家庭生活では、
部屋をきれいにする。
身体も清潔にする。
騒音から遠ざかる。
室温を寒くもなく暑くもないようにする。
湿度を乾くでもなくジメジメでもないようにする。
まぶしくなく暗くもないように日中を過ごし、夜は明かりを落とす。
などなど。

それらに加え、
学校生活では、登下校時間の調整や、個室学習や、参加する教科の選択なども為されます。
給食の献立の配慮もあるかもしれませんね。

こんな風に、
その人が暮らす周辺の状態≒生活環境を心地よいものにする。
せめて心地悪くないようにする。

すると、身体が本来持っている健康になる力が発揮されて、
元気を取り戻す。
成長が図られる。
となるからです。

環境のうち、
親子関係は、人的環境なんて言われます。

親子関係が悪いと、
元気はなくなり、
不機嫌になり、
健康を害します。

だから、親子関係の改善は、大事なんです。
病院に行くよりも、学校に行くよりも、カウンセリングするよりも。
まずもって改善する点なんです。

さて、
心理支援の基本的手順として、まず身体をみる
というのがあります。
身体の異常から、心理的不健康が起きていることが少なくないからです。

身体の異常がありそうなときは、まず内科(または外科や歯科等も)の受診を勧めます。
身体の状態がまず良くなってからその上で必要な心理支援をやるという手順が標準的です。

環境調整は、この手順の一つとなるでしょう。

いい環境は身体にいいんです。
身体が喜ぶと心も喜びます。
心理・メンタルにいい影響があるんです。

いい環境は。
いい親子関係は。



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Posted by 聞風坊 at 06:00│Comments(0)発達障害不登校
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