新型コロナウィルス感染症のことについて思うこと

2020年05月23日

目下、
新型コロナウィルスによる感染症(COVID-19)が私たちの最重要関心事の一つになっています。
現在、
緊急事態宣言が宮崎県を始め多くの地域で解除され、社会活動(仕事・学校・余暇など)が再開され始めました。

ここで大事なことは、緊急事態宣言が解除されたために、もう感染の心配はなくなったと勘違いしないことでしょう。
感染収束宣言、安全宣言が出されたわけではないからです。

私たち市民の行動自粛によって新規の感染者数が減ってきて、
懸命の医療行為があって、現感染者数は減ってきているようです。
これらは、私たちの辛抱の成果です。
もしここで気を緩め辛抱をやめれば、また爆発的に感染者が増えるだろうことは常に念頭に置いておかねばなりません。

なにより、今でも現感染者数はとても多いことを忘れてはなりません。
だからきっと、今も医療・治療現場のそんなに負担は減ってないはずです。

そもそも、
医療現場には、コロナ感染症以外の病気やケガや治療が必要な人たちの治療やケアがこれまで通りに求められています。
医療現場では、コロナ以外の治療環境も保持しながら、コロナ感染症対策せねばなりません。
いつにも増して負担が増えている状況は続いているはずです。

このようなことから、
私たち市民に求められることは、引き続き自分たちがコロナウィルスに感染しないように、またうっかり感染を広めないように最善を尽くすことでしょう。
気を緩めずに。

そんなことから今回は、
コロナウィルス感染症について私が理解しているところとあわせ、感じたことを記したいと思います。

新型コロナウィルスによる感染症(COVID-19)対策として、
私たちは、いろいろな行動変容を求められています。

基本的感染症対策としての、
丁寧な手洗いと消毒を折々に実施すること。
うがいも。
※これは自分が感染しないように。

それから、
マスクを着用すること。
※これは誰かを感染させないようにの意味合いが強いかしら。ウィルスに感染していても無症状の人が多くいるので、どちらかといえば誰かにウィルスを移さないためにマスクを着用するように思えます。

感染は、
ウィルスが粘膜(主に目鼻や口)に接触することで起きるとか。

どんな風にウィルスと接触することになるかというと、
ウィルスを含んだ咳やくしゃみ、会話や呼吸で生じる飛沫(しぶき)が拡散されて、それに接触してしまうことで感染するようです。
普通に呼吸する際の呼気にもウィルスは含まれているらしいです。
※つばやたんや鼻水や呼気中の湿気の中に、ウィルスが含まれているのでしょう。

どんな風に接触して感染するかというと、主に、
飛沫感染と呼ばれる、ウィルスを含んだ飛沫が直接に口や目鼻(の粘膜)に付着・接触する場合と、
接触感染と呼ばれる、ウィルスを含んだ飛沫が付着した物体に接触したりする場合が
あるようです。

接触感染については、
飛沫が付着しがちな物体としては、ドアノブや電話機、スイッチボタン、遊具、手すり、いろいろな品物などがあり、
それらに触れた手指にウィルスが付着し、その手で口や目鼻(の粘膜)に触れることで感染するという仕組みだそうです。

だから、感染予防のために、
マスクをして、飛沫が飛ばないように、飛沫に接触しないようにすることと、
物体に接触する機会の多い手指をとにかく清潔に保つことが何より重要みたいです。
もちろん物体の消毒も重要ですね。
※マスクをすると手が口や鼻に触れづらくなることから、感染しない効果が期待されていますね。

さらには、
ウィルスは、人の飛沫を通して感染するので、
そもそも人と接触することを減らす。できうる限り。

どうしても今必要であるため(不要不急でない)に、やむを得ず人と接触するにしても、
飛沫が付かない(届かない)ように距離を取る。なるだけ2メートル以上とか。

でも、
これらを実践したら、生活が成り立たなくなってしまった感覚を多くの人が持ったのではないでしょうか。
私もその1人です。
身動きが取れず、なにもできない感覚すら持ちました。
ほんとに、ステイホームするしかない。
生活を守るためにすることが逆に生活をしづらくしてしまった感じがしています。
※そんな状態だったので、血液が足りません! 献血は不要不急の外出じゃありません! の呼びかけに、30年ぶりに献血に行きました。

近年、
人との関わりが昔に比べて減ってきたとよく言われてきましたが、
現下の状況になり、現在でも人と関わる機会は存外とても多かったことに気づくこととなりました。

むしろ、人と関わらずにこの世は成り立たないんだ。
昔の様相とは違ったとしても、人の手が関わっているからこの世が成り立っているんだ。
ということがよく分かりました。

今、これらの経験を踏まえて、
新しい生活様式として、私たちが暮らしていく上で、特に人と関わる際の望ましい行動が新しく提起されました。
厚労省のサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

宮崎県のサイト
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kansensho-taisaku/kenko/hoken/kinkyujitaisengen_covid19.html

この報に接し、私が受けた印象を一言でいうと、

人とは距離を置いて下さい。

です。

きっと、
人と直接関わる際には十分に注意してという意味合いでしょう。
それは配慮だという言い方もできますが、いずれにしても人と関わる際にはこれまでとは違う新しい緊張感が求められることになります。

人と、ある意味密接に関わることを最善としていた、
それを目指していた社会が、変容した印象を私は持ちました。

現在では、外出が徐々に再開されてきていますが、一朝事あるときは「家にいよう」となることが私たちの共通認識です。

このようなことから全体的な意識の変化に心を向けると、

人と関わることはお互いの身の安全を脅かすリスクが高い行動だとして世界的に再定義された感じがします。

多くのこもる人は、
誰かと関わるという社会参加に命の危険を感じるためにこもる。
自分の居場所にステイします。

そんなこもる人への働きかけ、ひきこもり支援の根幹は人と関われるようになることです。
こもる人の望ましい行動としては、人と関わることにつながる行動とされています。
だからとにかく外に出て人とかかわることが勧められてきました。
ときに寄りそいながら、ときに強引に。

それは、
人と関わらないとやっていけない。それが社会の鉄則だから(だったから)です。

ところが、
無条件にそうとも言えなくなってきたようなのです。
世界全体が。

常識は変わる。
望ましい行動も変わる。

世は移り変わる。
無常の理・ことわりを実感しています。

この数ヶ月のうちに、
人と関わることは危険をともなう。
という新しい意識の中で、人と関わり、物体と接触し、暮らしていく世界になったのかもしれません。

こんな急激な変化に振り回されながらも、
健康と安全を取り戻すための、
私たちの必死の努力が報われますように。




同じカテゴリー(社会のこと)の記事画像
【告知】ケアニン上映会とトークイベントのご案内
【告知】ひきこもりフォーラム2019のお知らせ 再掲
【告知】インクルーシブ教育のイエナプランの講演会あります!
【告知】困難を抱える子ども・若者支援のイベントあります
同じカテゴリー(社会のこと)の記事
 当事者が持つようになる社会的役目感のこと (2020-07-22 06:00)
 ひきこもり予防としての不登校支援はやめた方がいいんじゃないかと思う話 (2020-07-14 06:00)
 フツーの発達障害者だっていいじゃないかと思った話 (2020-07-10 06:00)
 卒業式や入学式への思い入れがない話 (2020-06-04 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
新型コロナウィルス感染症のことについて思うこと
    コメント(0)