子どもを利用する親とそんな親を利用する子どもの話

2019年12月25日

 親の子どもの利用法。

 跡取り。つまり自分たちの保全。

 自分たちの面倒をみる。

 手下。

 気持ちのはけ口。



 そのために子どもを作った。


 ならば、こちらも親を利用させてもらう。
 それでイーブン。

 子どもの親の利用法。
 唯一。

 自分を養う。
 ※生きさせる。


 そのための約束事。

 ヒドい仕打ちをしていい。


 この契約の終わり。

 どちらかが終わりを言い出したとき。


 愛情で結ばれていない親子。

 利害関係でのみの親子。

 利用価値があるならば親子。

 なくなったら契約解消。関係消滅。
 緊張感ある親子関係。
 安らぎのない親子関係。

 お互いに利用し合って数十年。

 子どもがこの契約の終わりを告げた。

 ひきこもることで。


 自分の原罪感の根源が親しい人を利用することだと知った。




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この記事へのコメント
ペットさん ありがとうございます。
どうにも負わねばならぬ宿命から解放されない苦悩ってありますよね。どこにいってもいつまでも追いかけてくる感じで。
最近気づいたんですが、重荷を「負う」となるとスゴい重圧ですが、腕に「抱く」とすると優しい気持になるんです。それで余裕も持てて対応も楽になったりして。
イメージだけで違うもんだなぁと思っているところです。
Posted by 聞風坊聞風坊 at 2019年12月28日 08:52
負って負われ
追われ負う
こもって終わらず
負うて終う

なぜ我である必要があったのか
Posted by ペット at 2019年12月25日 22:23
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