まずはやるべきことを私がやれば悪いことは起きないという幻想の話

2019年10月10日

 TA・交流分析の私的お勉強のアウトプットです。

 人は子どもの頃に、一生を左右する決断をしていて、
 その決断を、どんな風に実現していくかというパターンがいくつかあります。

 例えば、
 ~の後は悪いことが起きる。 
 と言うパターンで二日酔いになる。

 ~までは(好きなことを)やらない。
 と言うパターンでストレスがたまる不満な日常を送る。

 などがあるのですが、

 この「~までは」の関連で、

 「まずは」~をやる

 と言うのがあるように思えたのです。

 例えば、自分のことよりも、

 まずは、親の要望を叶える。

 他者(会社の上司、友人など)の気持ちを優先する。

 そうして、自分のことに乗り組む。

 こんな感じ。

 「~までは」のバリエーションみたいですが、
 「まずは」の方が、よりピッタリな感じ。

 どんな人がこのパターンを持っていそうかというと、

 虐待的環境で、自分の身の安全を守るために、

 まずは強者の言うことを聞かねばならない立場の人たちです。

 そしてもう一つのパターン。
 「私がそうすれば」怖いことは起きない。

 相手は暴力はふるわない。

 世界は崩壊しない。

 というのもあるようです。

 とはいえ、
 実はこの2つ、幻想なんです。

 私がしようがしまいが、相手はお構いなし。
 私がどうあろうがあるまいが、相手はやるし、やらないし、なのです。

 私の努力が足りなかったから相手が暴力をふるった。
 私が我慢しさえすれば世界は安全だ。
 私が四六時中安全に気を配っていれば、怖いことから身を守れる。

 そんなことはありません。

 安全配慮の責任は誰にでもあります。

 そして残念ながら完璧に予防や対処はできません。

 人間の能力は限られているからです。
 能力に限界がないと思うのは幻想です。

 とにかくいつでも、
 まずは誰かの意向をかなえれば、

 とにかくいつでも、
 私さえそれをすれば、

 安全だ。
 安全になる。

 なんて思いは、幻想なんです。

 ※だから現実的には、危険からは逃げるのです。

 


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