支援とは温度を合わせること。・・・かしら。

2019年07月30日

 誰かの力になる。

 それを支援と呼ぶならば、

 力になりたい!

 という思いは、熱いもの。

 ところが、

 支援を受けたい。

 誰かの手助けがほしい。

 という思いが、熱いとは限りません。

 むしろ困難が強ければ強いほど、

 元気がなく、

 思いにかけられるエネルギーは多くありません。

 そりゃ、誰か助けてくれたらいいけど・・・

 なんとかなりゃいいけど、どうにもねぇ・・・

 みたく。

 つまり、
 熱量は低い。
 熱くはない。

 きっと疲弊しているから。

 希望を失っているから。

 事実、
 たぎる熱い思い(支援熱!)を抱えた
 支援者の「支援」がうまくいかないことはまれではありません。

 きっと、
 支援する相手との「温度」が合ってないからなのでしょう。

 こんな風に考えると、
 「支援」という関係を結ぶには、温度を合わせることが大切。
 と思えます。
 
 となると、支援熱は、
 少し冷めたぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 落ち着いて、相手に合わせていく。

 そのためには、
 自分の支援熱をよく測っておく。

 これ、
 支援者の必須作業かもしれません。
 


タグ :支援熱

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