ひきこもり当事者だった人の話を聞いた話

2019年09月25日

 だいぶ前の話ですが、

 いわゆる当事者体験発表という、こもっている人や、こもっていた人の体験談を聞く機会があったので、

 しかも友人知人が発表するというので、拝聴してきました。その感想です。

 発表した人は一様に、

 他人様の目、

 社会の目、

 親の目、

 がとっても気になって、

 外に出られない、人と関われないために、

 こもっていて、

 それらが、少しずつ気にならなくなって、

 そうして現在、

 自由に外にも出るし、

 初対面の人とも関われるようになったようでした。

 人と関わる困難さの原因が、コミュニケーションスキルだった人は、そのスキルを磨くことで困難が軽くなりました。

 親との葛藤が課題だった人は、親子ゲンカすることで変化が起きたようです。

 (心の)居場所が必要だった人は、居場所ができたことから自分に自信が持てるようになったようです。

 そんな体験談でした。

 これを受け、
 自分のことについて考えてみました。

 私聞風坊は、
 人の目が気になって外に出られない感覚はありませんでした。

 むしろ、ひどい有様で外出することをチャレンジしていました。
 ある意味、アグレッシブ。

 こんな状態の自分を社会はどう受け止めるのか?
 ある意味社会実験です。
 社会に問いかける感じの。

 私には、相手の懐に飛び込んで、相手の反応を見る癖があるようですね。

 もう一つ振り返ったことは、

 私聞風坊は、
 誰かからなにかされる恐怖からよりも、

 自分がどう振る舞えばいいかが分からなくなったために外に出られなくなった、

 誰かと関われなくなったようでした。

 だから、私の場合は、どう振る舞えばいいかを学ぶことが課題でした。

 その学びを実社会で実験することを繰り返したようでした。

 自ら社会に働きかける。アグレッシブ。ときに攻撃的に。

 このやり方でいいのか?
 これよりもっといいやり方がいいのか?

 これぐらいの対決、率直さは受け入れられるか?
 どう捉えられるか?

 嫌われてもいい。それを知ることの方が重要だ。
 そんな思いを秘めた実験です。

 それを10年以上繰り返しました。

 そうして、
 他人の中でどうやっていくか?
 を実験的に習得してきたのでした。

 こうして今、
 体験発表と自分の体験を総合して考えると、

 自ら動く。
 自分のために。
 他人のことはちょっと横に置いて。

 これをやるかやらないか。

 これが、
 自ら動くことに躊躇するひきこもる人たちと
 こもらなくなってきた人たちとの違いかなと最近思っています。



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