痛みにも意味があると思っている話

2019年01月05日

 病を得て、

 ケガをして、

 大切な何かを永遠に失って、

 心と身体が痛みを覚えるとき、

 その痛みは過去の大切な思い出につながっている。

 だから、

 その痛みを手放すことは、

 過去の大切な思い出、思いを手放すこと。

 それは、もう本当に耐えられない喪失感。

 耐えがたい痛みをともなう。

 と無意識に予想しているからかもしれません。

 あえて、

 治療せず、

 回復の道と呼ばれるものを歩まず、

 ただただ痛みを味わいながら暮らしていくのは。

 痛みを感じるたびに、

 昔の出来事に触れてもいるのでしょう。

 ひょっとしたら、

 昔感じられなかった痛み、

 その時は感じることすらゆるされなかった痛みを、

 今、感じているのかもしれません。

 悼んでいるのかもしれません。

 あの頃の自分にやっとあわれみを感じることができる今。

 つらかったね。

 痛かったね。

 よく頑張ったね。

 大変だったね。

 よく辛抱したね。

 えらいぞ自分。

 そう言えるようになるために、

 今しばらく痛みを感じ続けているのかもしれません。

 ふと、そんなことを思いました。



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