2018年08月21日

ひきこもり支援と言えば就労支援だったそうな2

 前記事の続きです。

 現在ひきこもり支援は、困窮者の枠でなされる割合が強くなっていますが、
 お金(と気力)がないことを大前提とした長年のひきこもり支援の知見は、困窮者支援にも活かすことができます。

 困窮の場合は、
 軽々しく、病院に行こうと言えません。
 不登校を受け入れている学校があります。
 専門校に行ってPCスキルを身につけましょう。
 とも軽々しく言えません。

 通院も通学も2つともお金がかかるからです。

 また2つとも途中でやめる可能性が低くないからです。
 せっかくお金を工面したのに・・・。となりがち。
 
 そんなこんなで、
 とにかくまず、今自分につながったのだから、自分にできる限りのことをする。
 そういう心構えが必要なのです。
 
 ホントは病院に行って治療した方がいいのだけど、
 ホントは学校に行ってやりたい勉強をやった方がいいのだけど、
 なかなか難しいから。

 今ここでできる限りの支援をする。
 そういう心構えです。

 心と身体の応急手当てをしたり、
 福祉制度を一緒に検索したり、
 自分の立場で何がどこまでできるかを模索しながら支援します。

 そんなこんな経験から、

 ひきこもり支援は、こもっている人や家族が、つながった人がやるしかない。
 さしあたりは。

 と思っています。

 なぜなら、
 その人しか信頼していないからです。世界広しといえど。

 さらに、
 困窮者支援の視点から言うと、
 交通費やサービス利用するお金が十分でないからです。
 ※よりよいところを紹介されてもなかなかつながらない。

 今その場でつながった人ができる支援をする。しかない。
 ※支援者目線で言うと、自分の目の前にいる人、電話の前、メール画面の先にいる人を、今その場で支援できるのは自分のみ。

 ということは、
 高齢・障害福祉も医療もピアも教育も心理も法律も司法も就労も雇用も近所づきあいもアイドルグループも定時ニュースで必ずきちんと挨拶してくれるNHKのアナウンサーも。支援者になると言うことです。
 ※もちろんニーズにマッチすれば。
 
 それは、専門家に限らず誰でも支援できるということです。
 逆に言うと、幅広く手助けが必要と言うことです。

 つまり、
 ひきこもり支援は、総合支援なのです。

 だから、
 支援者には、総合力が要るのです。

 もし、
 個人で力不足ならばネットワークを作ります。

 個が結集することで総合的な支援力が確保できるからです。
 ※組織が結集する必要性もあるでしょう。

 就労面の支援だけでなく、
 こもる人を多方面から支える、手助けする。

 こもる人への支援には、この総合態勢が必要です。



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