2018年09月10日

2つに1つの選択肢しかないと自分を追い詰める話

 不登校・ひきこもり界でよく見聞きする言説があります。

 是か非かです。

 学校は是か非か。

 不登校は是か非か。

 ひきこもりは是か非か。

 就労は是か非か。

 働かないことは是か非か。

 金儲けは是か非か。

 いずれもどちらかの立場に立って、相手を否定します。

 自分のほうが正しいと、強く主張します。

 そんなことが数10年続いています。

 先日、ひきこもりと就労について考えるイベントでもそうでした。

 是か非。

 自分の立場と一緒はOK

 反対の立場はNG

 議論は平行線。

 はるか昔から、きっとこの先も。

 是非。

 いいか悪いか。

 学校行くか行かないか。

 社会参加するかしないか。

 働くか働かないか。

 金儲けはいいか悪いか。

 どちらかがよくて、逆はダメ。

 どっちか一方しか認められない。
 評価されない。
 受容されない。
 肯定されない。
 同意されない。

 どっちか一方しか認めない。
 評価しない。
 受容しない。
 肯定しない。
 同意しない。

 どっちか一方だけ認める。
 評価する。
 受容する。
 肯定する。
 同意する。

 この極端性とお互いの立場の行き来がないこと。
 極の端と端に固着して相手を否定する。

 このことが
 問題解決の一番の障害、
 事態悪化の主因
 のように思えています。

 たとえばもし、
 学校に行かないことが正しいという立場を貫く(固着)としたら、
 行きたい学校に出会ったときに悩みます。
 すると、
 学びの機会が制限されます。

 もし、金を稼がないことこそ自分らしい生き方だと固執するならば、
 稼がなければならない事態に遭遇すると困惑します。
 自分の主張と違う・・・
 仲間を裏切ることになる・・・
 すると、
 金で解決できる問題や実現できることに取り組めなくなります。

 自分の考えとは違うけど、相手の意見も認める。
 それなりに評価する。
 そういう考えもあるなと受容する。
 相手の立場を肯定する。
 同意する部分もあることを知る。

 今のところ自分の立場は決まっているが、反対の立場に立つかもしれない。
 
 または、今現在で一部重なるかもしれない。

 固着しないで柔軟な発想を持っていれば、
 今の自分に最善の選択ができるように思えます。

 そのためには、
 なぜ自分が特定の考えや立場にこだわるのか?
 反対の立場の何が気に入らないのか?
 を知っておくことは役に立ちます。

 金を稼ぐということは、犠牲が大きくて、誰かが不幸になることだから稼ぎたくないんだ。
 労働者から搾取する形の稼ぎ方が嫌だ。
 稼いでしまうことで自分が堕落しそうで嫌だ。

 不幸にならない稼ぎ方、
 搾取とは言えない稼ぎ方、
 堕落しない財産の活用法、

 対策はありそうです。

 一方で、
 それほど稼がずともつましく暮らす方法も楽しそう。
 と反対の立場の人が考えたら、

 お互いの経験をシェアできそうですね。



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