働かなくていいと働けなくていいと快復の話

2018年05月27日

 快復目線の補足です。

 快復のためには、

 働かなくていい!

 と社会に認めてほしい。
 
 だけじゃなくて、

 働けない自分を認める。

 働けなくたって、納税できなくなって、自分の価値そのものが落ちたわけではない。

 なにも傷ついていない。

 魂を削り、対価を得る働き方を求める社会では、

 働かなくていい!

 それぐらい価値のある人間なんだ自分は!

 こんな風に、

 快復の道は、
 働けない自分であることを許可することからはじまるように思えます。
 
 
 そしてさらに補足。

 社会からひきこもっている人は、社会の話題からもひきこもってしまいがち。

 だから、たとい税の話でもしっかりしたほうがいいと思うのです。

 そう言うことなので働かないとならないんだよ君!
 と説得の材料に使うのではなくて。

 自分たちの社会の話をただするという意味で。

 こもる人の状態の悪化を懸念して快復の障害になるからと、
 医療者・支援者が話題を選ぶことはあるでしょうが、
 だからと言って、話題の制約(タブーの設定)を強要するようなことはあってはなりません。

 何を話すか話さないかは個人が個別に決めること。
 Nothing about us without us.
 私たちのことを私たち抜きで決めるな!
 です。

 また、
 この話題は話しちゃいけないんだ。
 と関わり方に制約がかかると、周囲の人もこもる人に関わりづらくなります。

 関わりづらさ。それは孤立を招きます。
 孤立。まさにひきこもる人が抱える根幹の問題です。
 だから、関わる障害になるような指示や提案はしてはならないのです。

 そもそも、
 当事者本人・患者にだって税の話をする権利はあるし、

 なにより自分がかかわる社会の話をすることは快復の役・社会再参画の役にたつことなんです。
 だって、自分が暮らす社会のことだもの。

 話したくない人は話さなくていい。
 話したい人は話していい。
 話したくなったら話していい。
 話したくなくなったらやめていい。
 決めるのは当事者本人。

 周囲と調和し穏やかに暮らせる状態に快復するためになることは、
 進んでやっていいのです。

 だって、それが今の仕事だもの。

 この項終わり。



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