2018年06月20日

ストレスホルモンコルチゾールについて考えてみた話

 人はストレスを受けると、コルチゾールというホルモンが体内を巡るのだそうです。

 その働きについて、文芸的に解釈してみた記事です。

 コルチゾールは、心拍や血圧を上げたり、糖や脂肪の分解を促進したり(エネルギー作り)、炎症を抑える働きがあるのだそうです。

 つまり、身体をストレスに立ち向かえる態勢に変える働きですね。

 闘ったり、窮地から脱したりするのには、体中に、エネルギーとそれを補充するためにたくさんの血液が必要になるからです。

 そして、ある意味フル回転の身体は、傷みやすく炎症を起こしやすい状態です。

 実際に傷を負うこともあるでしょう。

 その時に、ちょうどいいくらいに炎症を抑えるようにコルチゾールは働くのでしょう。

 闘ったり、避難したり、癒したりと、ストレスに対抗するために、コルチゾールは日々働いているようです。

 さてこのコルチゾール、長期間たくさん体内にあるとどうなるか?

 脳の海馬という部分が小さくなるのだそうです。

 海馬は記憶を司る部分です。

 そこが小さくなると、記憶の能力が低くなります。

 これは一般的には問題です。

 でも、とても恐ろしい体験を明確に記憶に留めなくていいなら、
 それは、望ましいことかもしれません。

 衝撃的な出来事を記憶しない、思い出せないという記憶障害となることによって、

 心の安定を図る。

 コルチゾールが海馬を萎縮させる働きには、そんな意味あいがあるのかもしれません。

 こう考えると、
 海馬を小さくする。
 という言い方は、

 衝撃的な体験も記憶する海馬の容量を小さく収めるために大きくなるのを妨げる。
 と言い換えられるかも。

 ストレス・脅威から身を守り生き残っていくための人体の意図

 をそこはかとなく感じてしまうのでした。



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