訪問支援アウトリーチの難しさの話

2018年04月01日

 不登校やひきこもりの支援として、必ず、間違いなく、絶対に、なにがあろうと、話題に上るのが、

 訪問・アウトリーチです。

 家にこもっているのだから、支援者が家に訪問して、

 こもっている人に接触する支援法ですね。

 一見、筋が通るようなのですが、

 当事者本人としては最低最悪の支援法ともなるのです。

 心底人と関わるのが嫌だから人生投げ打ってひっそりとこもっているのに!
 人の気持ちなど無視して、強引に会おうとするのだもの。

 とはいえ、
 そんな、支援者のしつこい思いに負けてか、

 外に出だすことはあるのでしょう。

 訪問すると登校する。
 外に出る。

 ようになる人はいるのでしょう。

 でも、裏を返せば、
 訪問しないと登校しない。
 外に出ない。

 のかもしれません。

 ひょっとすると、
 訪問してきたら外に出ればいい。
 訪問してこないなら家にいればいい。

 そう学んでいるかもしれません。

 こうなると、
 自分の力で外に出てやっていく。

 いわゆる自立の役には立っていません。

 支援者が、一生懸命、何年も寄り添って訪問を繰り返してやっと一緒に外出するようになったけど、
 支援者の、都合がつかなくなって訪問できなくなったら元の木阿弥。
 これまで取り外に出ない。
 となる場合は容易に考えられます。

 こうならないためには、

 その人が、外出(登校)したいという気持ちを手助けするために。
 訪問する。

 という訪問者の心構えがいるかもしれません。

 そうして、自力で外出ができるようになってきたら、
 だんだんと訪問する必要もなくなってくるでしょう。

 訪問が逆にこもることを助長しているかもしれないよ。
 という話でした。


タグ :訪問

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