スーパーマンになることを我が子に求める親の話。

2018年01月30日

 こもる人の親御さんと話しているとよく感じることがあります。

 弱さを認めない。

 くじけることを認めない。

 つまずくことを許さない。

 降りることに反対する。

 負けてはならない。

 立ち上がらねばならない。
 
 向かっていかねばならない。

 まるでスーパーマンにでも成れというように。

 強く、たくましく、世間でやっていくことを求める。

 スーパーマンなら、機関車を止められるでしょう。

 大型トラックと相撲が取れるでしょう。

 大地にたたきつけられてもすっくと立ち上がるでしょう。

 でも、あなたの子どもは人間です。

 クリプトン星人ではありません。

 地球人。じんるい!

 我が子が、弱さを持った人間であることを認めましょう。

 自分と同じに。

 我が子にスーパーマンになることを求めるのではなく、

 我が子は自分に何を求めているか?

 応えていくことが必要に思えます。 
 


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