2018年01月25日

アルコール依存症は珍しくないのです。

 アルコールやアルコール依存症について、誤解がいくつかあります。
 実際のところを列記してみます。

 飲酒による困りごと、つまり酒害がしばしばなのは、酒癖が悪いと言うより、
 病気である可能性が高いこと。
 その状態は、アルコール依存症と呼ばれること。

 依存症なので、
 治療は精神科が担当していること。

 アルコール依存症は進行性の病であること。
 酒を減らす! と心がけていても、飲む回数やタイミングや量をコントロールしようとしても、どうにもならないこと。
 
 だから、
 説教したぐらいで
 そのうち改心してよくなるということはないこと。

 飲酒者1人の努力ではとうてい回復できないということ。

 他に、下記のようなものがあります。

 アルコール依存症になると手が震えるということ。
 手が震えるのは依存症がだいぶ進んでからです。
 震えないから依存症じゃない。ってことにはなりません。

 肝臓(だけ)がやられるということ。
 その前に、胃炎とかって胃がやられます。
 飲んで胃がやられることがしばしばであるならば、節酒した方がいいでしょうね。
 肝臓がやられていないので、健康だということではないのです。

 眠れるように寝酒を飲むこと。
 アルコールを飲んで眠くなるのは、脳がアルコールで麻痺するかららしいです。
 自然な眠気ではないので、アルコールがキレると麻痺が治まり目覚めますね。
 それからしばらく眠れない。
 自然な睡眠リズムが乱れます。
 眠りのためにアルコールを飲む。のは逆効果なんです。

 薄めて飲むから大丈夫ということ。
 薄めて飲んでも量を飲めば一緒です。
 1日に20グラム以上はアルコールの取り過ぎ=飲み過ぎらしいです。
 5%のビールだと、500cc(=500グラム)飲むと、25グラムなので、ちょっとオーバーしてますね。

 酒に強くなるということ。
 そうじゃないようです。酔わなくなってるだけらしいです。耐性と呼ばれています。
 アルコールの影響に忍耐強くなっているみたいです。
 適正量をしっかりたっぷり超過したアルコールが体内に入っています。
 強くなるというより、単にアルコールに鈍感になっているだけらしいです。
 
 依存症は病名ですので医師の診断によりますが、

 依存症と診断されるほどではないけれども、程度の差こそあれ酒の害が起きている場合、

 自分の飲酒によって自分の身に酒害が起きていることを認めることは大事です。
 
 それは、家族や友人や恋人や職場の人への害でもあります。

 ストレス社会の現代で、アルコールに頼ることはそれほど珍しいことではありません。

 だから、
 飲酒によるいいこと悪いこと。

 その2つをよくわきまえて適切に飲むことが重要なようです。

参考サイト
厚労省「みんなのメンタルヘルス」
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_alcohol.html




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