自分を責めるフラッシュバックのこと

2017年12月27日

 もっとやれたよね!

 なにやってんの!

 やっちゃいけなかったよね!

 みたいに、過去に自分がやったことを瞬間的に思い出し、

 自分を責める形のフラッシュバックがあります。

 ふとしたきっかけで、自分の日常生活の中にその映像が侵入してきて、

 一気に自分をさいなみます。

 このスタイルのフラッシュバックに長年苦しんできました。

 子どもの頃からです。

 最近ふと気づきました。

 やれて当然ではなかったんだ。

 まだ、到らなかったんだ。

 未熟だったんだ。

 小さかったんだ。

 それが実態。

 ありのまま。

 しようがない。

 それでOK.

 自分が設定したOKライン。
 それは完璧な言動。

 でも完璧にはほど遠かったのです。
 現実の私は。

 そしてそれは普通。

 高すぎる達成目標を後から設定する癖のある私聞風坊は、いつも未達状態。

 私NGなのでした。

 後からハードルを上げて不合格にするのだから、頑張りようもありませんね。

 このフラッシュバックの目的としてはただ一つ。

 自分にダメ出しすること。

 この意図に対抗するために、あるがまま、完璧でない自分を認めてみました。

 そしたら、フラッシュが昔ほどはなくなりました。

 降参する。

 大事な戦略かもしれません。

 TA・交流分析的な視点だと、子どもであるな、するな、やるならば完璧に! の命令に縛られていたとなるかもしれませんね。 

 


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