2017年09月03日

トラウマケアのこと 8 シナリオ

 効果的なトラウマケアについて、自分の体験と照らし合わせてみるシリーズも今回を入れてあと2回です。

 少林寺拳法。
 演劇。
 自助グループ。 
 TA・交流分析。
 筆記・ライティング。
 タッピング。
 の次は、シナリオです。

 シナリオは、役者さんがどのようなお芝居をしたらいいかを指示する文章なのです。

 つまり指示書。

 だから、自分の悦に入る表現で書いたり、

 分かる人だけ分かればいいという姿勢で書いたりしてはいけません。

 役者さんがどう演じていいか分かるように、具体的に具体的に書きます。

 と、教わりました。通信で。

 そのため、抽象的な表現をなるべく避けます。

 そして、具体的な行動を記します。

 そういう形で相手に思いを伝えるいわば行動指示書。

 なんです。

 具体的に書くと、

 いらいついた様子で立っているタカシ。

 ではなく、

 右足に重心を乗せて、左足でこつこつリズムをとりながら、周囲をキョロキョロ見回して立っているタカシ。

 のように書くのです。※極端に書きました。

 さて、この練習をたっぷりとやり、

 怖いシナリオ作家の講師陣からの厳しい指導を受けたことから、

 気持と行動、しぐさの関係がよく分かるようになりました。

 そして逆に、

 自分のしぐさや動作から、自分の気持ちが分かるようになりました。

 しぐさや行動は身体からのメッセージです。

 シナリオの勉強によって、身体からのメッセージを、自分の気持ちとして受け取ることが容易になったのでした。

 言葉にできない気持ちは、しぐさや動作として表されます。

 しぐさや動作に敏感になると、自分の気持ちを鋭敏に感じ取れるようになります。

 トラウマケアでは、身体からのメッセージを受け取ることがとても重要です。

 言葉にならない気持ちを、身体・しぐさ・姿勢・動作で表現しているからです。

 言葉にするとヤバイ感情を、身体で表現していた昔。

 身体で表現している感情を受け取れるようになった今。

 自分の心が望むことが少しずつ分かるようになってきました。

 休みたい、泣きたい、悲しみたい、怒りたい、遊びたい・・・。

 トラウマを負った時、できなかったことを今やることで、トラウマから解放される。

 トラウマケアの基本です。

 私は、シナリオの勉強でトラウマケアをしていたのでした。



同じカテゴリー(トラウマ)の記事画像
心の傷・トラウマケアのこと 4
心の傷・トラウマケアのこと 3
心の傷・トラウマケアのこと 2
同じカテゴリー(トラウマ)の記事
 助けを借りる力がいる話 (2018-09-20 06:00)
 支援者に必要なのは想像力だと思うのです。 (2018-07-20 06:00)
 自信を持って逃げているかが大事な気がする話 (2018-07-10 06:00)
 親からの自立は身を切る覚悟がいるかもしれない話 (2018-07-05 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。



【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。


過去記事
みやchan インフォ
みやchan ホームに戻る
みやchan facebookページみやchan twitter
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
オーナーへメッセージ
 お手数ですが、携帯・スマートホンなどからの送受信の際は、パソコンからの受信ができるよう設定をお願いします。
 当方からのお返事が送信できないことが時々あるのです。
削除
トラウマケアのこと 8 シナリオ
    コメント(0)