まともじゃない話

2017年06月24日

 友愛に満ちた自助グループでの会話は、じつはとても辛辣です。

 よく、交わされた言葉の一つに、

 私たちはまともじゃない。

 というのがあります。

 客観的にみれば、

 飲んだくれのパートナー、飲んだくれの親、

 怒鳴り合い、罵り合う家族同士、

 昼夜を分かたず繰り返される暴力。

 破られる約束。

 大事にされない関係。

 力ある者が際限なく支配的で、
 力ある者の気まぐれに振り回され、

 いつも恥をかき、悔しい思いをする家庭。

 などなど、

 異常な人間関係、環境の中にずっといて、

 それがフツーと思って暮らしていて、

 優しくされたり、気遣われたり、信頼されたり、頼み事をしたり、

 約束をちゃんと守られたり、アテになったり、

 するフツーの社会での人間関係や常識が、とてもなじみづらかったり、

 するからですね。

 まともじゃない。

 自分のことをそう自覚することが、回復の一歩なんです。

 それは、自由への一歩を意味しています。



同じカテゴリー(自助グループ)の記事画像
【告知】自助グループについて考えるイベントのお知らせ
大人の発達障害当事者グループShikibuのご案内
同じカテゴリー(自助グループ)の記事
 当事者が持つようになる社会的役目感のこと (2020-07-22 06:00)
 自助グループは、今の仲間だけのことを考えてるんじゃないという話 (2019-11-23 06:00)
 自助グループのダークサイドの話。 (2019-11-19 06:00)
 当事者活動で本名を伏せる話 (2019-03-30 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
まともじゃない話
    コメント(0)