ちょうどいいテンションのこと

2017年06月09日

 人の覚醒度、シャキッと度、テンションについての連続記事の3回目です。

 前々回は、テンション高過ぎの過覚醒・高覚醒、
 前回はテンション低すぎ・放心状態の低覚醒でした。

 今回は、ちょうどイイ覚醒状態、適度なテンションの状態についてです。

 さて、

 ちょうどイイ。

 これ、どんな具合なんでしょう?

 研究してる専門家がいます。

 ポージェス博士です。

 サイトはこちらhttp://stephenporges.com/

 ポリヴェーガル理論で有名な方です。

 私聞風坊の知能全力を傾けて理解したところによると、

 人は、ちょうどイイ状態で誰かと関わるように本能=古い脳=脳幹=脳神経ができている。

 みたいなんです。

 テンションの状態とどう関連しているかというと、

 古い脳に端を発する交感神経系が優位なときは、テンション高すぎの興奮、過覚醒状態になりやすく、

 同じく副交感神経系の背側迷走神経が優位なときはテンション低すぎの放心、低覚醒状態になりやすく、

 同じく腹側迷走神経が優位なときは、ちょうどイイ覚醒状態で、イイ感じで暮らせる。

 のだそうです。

 このように、迷走神経が複数なので、ポリ・ヴェーガル理論と呼ばれています。

 さて、このイイ感じの状態は、

 心拍・血圧が高すぎず低すぎず、筋肉の緊張が強すぎず弱すぎず、呼吸が多すぎず少なすぎず、気持ちは穏やかで、それらはおよそ安定している状態でしょうか。

 あるがままにいて、穏やかに呼吸しているマインドフルネス瞑想状態がこれだと言われているようです。
 
 この、ポリヴェーガル理論で注目すべき点は、

 腹側迷走神経は脳幹を基準にして、前面・顔面の方(腹側)に向かっている迷走神経ということ。

 知っての通り、顔には、目、耳、喉、口があり、腹側迷走神経はそれらに関連しているので、

 他者・社会との交流時に腹側迷走神経は活発になるそうです。

 つまり、本来、

 人は、どんな形にしろ他者・社会・外界世界と交流するときに、イイ感じにリラックスするようにできているということなのです。

 信じられない人、たくさんいるでしょうか?
 
 人は誰か何かと関わることで安全安心を得る社会的な生き物だという根拠の一つになるようです。



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