コミュニケーションのズレの原因は前提かも

2017年04月10日

 言いたいことが相手に伝わらない。

 相手の言っていることがよく理解できない。

 同じテーマに沿って会話してるはずだけど、なんか微妙に違ってる感じがする。

 そんなコミュニケーションのズレは、日常茶飯事です。

 さて、このズレの原因について、最近ふと思い当たったことがあるのです。

 それは、

 会話する者同士それぞれの前提が違っているからではないか? ということに。

 例えば、

 「あのさ、この前、車買ったんだよ」

 と、相手が話しかけてきたとき、私たちは、どんな前提で相手の話を聞きそうでしょうか?

 もし、相手が

 小学生だったら?

 女性だったら?

 中年のオジサンだったら?

 自動車販売店の人だったら?


 もし、小学生だったら、

 自費(おこづかい)では買えないだろうと予測して、

 親が購入したという前提で話を聞くかもしれません。

 または、ミニカーを自費で買ったとか。

 もし、女性だったら、

 かわいい小型車を前提にするかも。※ちなみにこれ、ジェンダーです。

 もし、中年オジサンだったら、

 セダンか、ワンボックスか? ファミリータイプを前提にするかもしれません。
 ミニカーを買ったと前提する人はいないかなぁ。

 もし、自動車販売店の人だったら、お店で取り扱っているメーカーの車種だろうと前提するでしょうか。

 この時、消防車とか戦車とかトランスフォーマーとかを前提する人は珍しいでしょう。


 私たちは、無意識に、ナニカを前提します。

 それをもとに相手の言うことを理解します。

 これは、自分の前提に合うように相手の言うことを解釈するということです。

 これが、誤解のもと。

 相互理解を邪魔する原因の一つになります。

 こう考えると、
 早とちりは、相手(話し手)の前提を聞き手がとっさに決めつける行為と解釈できるかもしれませんね。

 逆に、ナニカを前提とした上で、相手に話をすることも一般的です。

 やっぱりこれが誤解されるもとになります。

 「ゴメン、なんの話をしてるのか分からない」
 なんて言われるときはこれでしょうね。
 前提がうまく共有できなかった。

 自分が勝手にor任意に前提を設定していることを知っておくことは大事でしょう。

 特に、思い込みや決めつけが激しい場合は大事ですね。
 自分が独自に設定した前提を、世界全体がフツーそうしていると思い込まないためにも。

 コミュニケーションで「?」が生じたとき、

 それは、お互いの前提が違っているからかもしれません。

 ということは、
 相手の前提と自分の前提を照合する作業をすれば、問題解決ですね。



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