ゾンビのドラマに就労を考える

2017年04月04日

 私聞風坊は、ゾンビやバンパイアやオカルトものが大好きなのですが、

 お気に入りが、ウォーキングデッドです。

 シーズン7まで製作されている人記長編シリーズですね。

 最初からずっと観ているのですが、ゾンビより怖いのは極限状態の人間なんだなぁといつも思ってしまいます。

 その中で、ちょくちょくでてくるテーマが、

 コミュニティへの貢献とそれによる恩恵です。

 ゾンビが席巻する世界では、人々はコミュニティ=集団=チームを作って、

 協力して脅威に対抗しサバイバルしています。

 その環境では、誰しもが自分が所属する人間集団=コミュニティに責任があり、なにかしら貢献せねばなりません。

 その報酬として、安全が確保されたり、食事が提供されたり、住まいが保証されます。

 ところが、その人間集団の常識、ルール、方針、人間関係と折り合いがをつけるのがとても難しいのです。
 
 極限状態を生き延びるための集団なので、いわゆる非常識が常識化していることが多いからです。

 それでも、自分が生き残るためには、大切な人が生き延びるためには、集団の常識に沿い、ルールに従って、

 集団の期待に応え、貢献せねばなりません。

 貢献と報酬。

 このテーマは、今この世界を生きる私たち、特に困難当事者にとっては切実な問題です。

 社会からなにかしらしてもらうには、

 社会のためになにかしら働かねばならない。

 交換の原則が社会の根底にあると思われるからです。

 社会から提供されること(報酬)ばかりを求めていると、社会から拒絶されます。

 一方で、社会に提供すること(貢献)ばかりやっていては、自分の身が持ちません。

 貢献と報酬。

 この折り合いの付け方、あんばいがとても難しいなといつも思います。

 親に貢献するかわりに、衣食住を与えられている子ども。

 学校に適応するかわりに、学問や学校生活を提供されている児童生徒。

 会社に貢献するから、給与を手にする労働者。

 折り合いの付け方さえ身につければ、困難は減るように思えています。



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