心理的フラッシュバックのこと

2017年02月21日

 トラウマケアの場面でよく使われる言葉の1つに、

 フラッシュバック

 があります。

 過去の出来事が、ふとした瞬間(フラッシュ)に、今ここにやってきて、

 過去を再び体験してしまうことです。

 過去のことを思い出すのではなくて、

 過去が唐突にやって来る感じ。

 結果的に、不意にいきなり過去の世界を味わってしまいます。

 さて、このフラッシュバック。

 人によって特徴があるかもしれません。

 もし、
 過去に自分がやってしまったことを不意に再体験する感じの場合、
 自分を責めるているかもしれません。

 一方、
 自分が被害を受けたことを不意に再体験する場合、
 怖さを味わっているかもしれません。

 前者はすべきでないことをやってしまった自分を責めているとなります。

 後者は、あり得ない出来事に遭遇してしまい怖がっているとなります。

 どちらも、今ここの現実世界では何も起きていないのに、望まないことが起きていると錯覚してしまっています。

 それにより、今ここでの現実世界で落ち着いて活動できない状態となっています。
 フラッシュバックです。

 TA・交流分析的には、
 前者については、Parentに精神エネルギーが集中して執行役を担っている。
 後者については、Childに精神エネルギーが集中して執行役を担っている。

 なんて考えるでしょう。

 自分のフラッシュバックの特徴を知ることは大事です。
 
 そんなに責めなくてもいいよ。今ではもうそんなすべきでないことはしないでしょ。

 怖かったね、納得いかないね、そして今はもう大丈夫だよ、安心していいんだよ、リラックスしていいんだよ。

 と、自分に声かけできるからです。

 そうして、
 今ここが安全であることの確認と、
 安心していい許可を与えるのです。

 この時、精神エネルギーが集中したAdultは、執行役となっているでしょう。
 


同じカテゴリー(トラウマ)の記事画像
トラウマのフラッシュバックの仕組みの話
ひきこもりフォーラム2019夏9 ひきこもり支援の課題のこと
心の傷・トラウマケアのこと 4
心の傷・トラウマケアのこと 3
同じカテゴリー(トラウマ)の記事
 虐待を受けて大人になった人のためのケアの本を読んだのでした (2020-10-12 06:00)
 逆境的小児期体験ACEについて知ったのでした 2 (2020-10-08 06:00)
 逆境的小児期体験ACEについて知ったのでした (2020-10-04 06:00)
 トラウマの元に気づくまでの道のり (2020-09-10 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
心理的フラッシュバックのこと
    コメント(0)