2017年01月04日

働く指標が時間であること

 ひきこもり・ニートとして、ひきこもりとニートが一緒くたにされていた時代から、就労についていろいろ考えています。

 最近気づいたことがあります。

 就労支援の現場では、就労したい人に対して、

 どれくらい働きますか?

 という問いが必ずあるのです。

 週に何日何時間働きたいですか?

 という意味合いです。

 この答えが、
 フルタイムで働きたいです。
 となると、
 1日8時間週5日働く。
 という意味になります。

 パートで。
 となると、
 1日4時間週3日ぐらい。
 という感じかもしれません。

 これ、働く意欲や体力を測る指標になります。

 フルタイムで。
という答えだと、やる気満々!

 パートで。
だと、そうやる気はない。
または健康状態がよくない。

 なんて判断されることは少なくないでしょう。

 8H(ハチエイチ)働ける体力をつけよう!
みたいな支援の姿勢もあります。

 8H働けるのが、労働者の基準になっている感じ。

 それができないのは、基準を満たしていない労働者。
そんな無意識の社会常識があるのかもしれませんね。

 何をするか?
 そのために何時間、時間と労力を投下するか?

 なんて風に、自分がやる仕事を基準にした発想ではないのが興味を引きます。

 長くNPO関係にいる私聞風坊としては、ミッション第1なので、
 ミッションよりも労働時間を基準にしている就労支援の仕方を面白く感じています。

 短期間でミッションが達成できれば、それだけ早く社会がよくなる。
 1つ達成したら次のミッションに取りかかる。
 そうしてひとつひとつ社会をよくしていく。

 そういうNPO的な考えとはだいぶ違うなと思います。

 まず一定時間働くこと、それをクリアしてはじめて金銭収入を得る。
 そんな感じ。

 労働するという考えの根本に、
 一定時間働いたからこそ対価が払われる。
 という考えがあるからでしょうか?

 働いた時間が収入に直結するならば、
 収入を増やすには労働時間を増やす。

 こういう感覚が自然と育っていくように思えて少し気がかりです。

 日本の労働環境が長時間労働を望ましいこととしている風潮の源泉がここらあたりにあるように思えています。
                



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この記事へのコメント
あけおめさん。
明けましておめでとうございます。
そうですね。あまり役立たない基準なら、新しい基準を導入した方がいいでしょうね。
Posted by 聞風坊聞風坊 at 2017年01月05日 07:01
古ぼけた基準(勘違い)から脱皮した
社会の非常識(新常識)へ
Posted by あけおめ at 2017年01月05日 00:39
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    コメント(2)