ひきこもり生活を実験の場としたのでした

2016年11月25日

 ひきこもり生活工夫シリーズです。

 全体として、どんな意識でひきこもり生活を送っていたかと改めて考えると、

 実験観察 !!!

 でした。

 その結果は下記↓

 身動きとれなくなって風呂には入れない期間が長かったのですが、
 身体のあの汗臭いすえた排泄物の匂いが気になるのは、1週間過ぎた頃、10日目ぐらいから。

 髪の毛は、30センチまでしか伸びない。

 ヒゲは20センチぐらい伸びる。

 生きる意欲がなくても
 爪は伸びる。

 様々な不快な感覚が胸にわき起こってくる。

 急に脱力に襲われる。

 急に不機嫌になりイライラする。

 忘れていた昔のことに怒り心頭になる。

 身体・筋肉を使いたくなる。

 こんな風に、
 ひきこもりの期間を、社会体験では味わえない、実験・観察の場として捉えていたようでした。
 だから、私聞風坊は、ひきこもり期間を恥じていません。
 もう一度味わいたくはありませんが、貴重な体験を繰り返した期間だったと思っています。

 もし、
 無意味に過ごしている。

 価値のない時間だった。
 なんて思っているこもる人やこもっていた人は、

 自分のこもる生活を、
 実験・観察の日々として捉え直してみるのは面白いかもしれません。
 他に類をみない貴重な日々になるように思えます。

詳しくは、拙著にて
 『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社 書店にて注文販売中)
 『「親」を育てる「ひきこもり」』(私家版)
 『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』(私家版)



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