当事者語りを消費する社会

2016年10月05日

 消費シリーズとして当事者語りについての記事です。
 
 私聞風坊は、当事者として、体験を語り、求められれば意見を言い、
 ある意味、その瞬間は全当事者の代表を務めることを20年近くやってきました。

 その中でどうしても気になることがあります。

 当事者が当事者じゃない人たちと触れる場に参加すると、

 とりあえずたくさんたくさん質問されます。いわゆる質問攻め状態。

 でも、そもそも、自分の状態を分かりやすく言葉にするスキルなんて持っていません。

 それでも、背中には当事者全員の思いを負っていますので、誠実に丁寧に答えます。

 頑張ります。

 だから疲弊します。

 体験発表後に寝込む当事者は少なくありません。

 さてでは、そうまでして発表した成果はどうかというと、

 概ね好意的に受け止めてもらえます。

 そして、ある程度誤解されます。

 時々アドバイスされます。
 時に批判されます。
 よく研究者の研究材料にもなります。

 インターネットに載ると、多種多様な意見に出会います。
 そして拡散されます。
 つまり、さらされます。

 テレビや新聞などのマスメディアでも同様です。

この項続く。



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