消費される当事者 2

2016年10月02日

 少し前、子どもの貧困を取り上げたニュース番組に登場した当事者について、
実は貧困ではないのではないか? という議論があったことを受けての記事の続きです。

 人の存在を否定する言説。
 が横行している社会。

 こんな現状を再確認し、
 ふと思いついたのが

 消費される当事者

 という言葉でした。

 まるで、当事者というネタを多種多様な人たち=社会が、自分たちの好きなように利用し、気がすむまで使い倒す。

 気がすんだらゴミ箱に投げ捨てるように、日常の雑談の話題よろしく自分たちの暮らす社会の問題への関心すら一緒に捨ててしまう。

 社会が自分たちの話のネタが欲しいという気持ちを満たすための道具として扱われる当事者。

 そんな感覚を持ったからです。

 消費とは、自分の欲を満たすためにナニカを使って無くすことと言われています。

 人が、自分の欲を満たすために当事者という人の存在を使い果たす。

 当事者を材料(ネタ)にして、自分たちの言いたいことを言い放つ。

 言論は自由ですが、人を自分たちの消費財として扱わないよう、言論の仕方には思いやりが必要だと思うのでした。

この項終わり。
 


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