生活保護とひきこもりと

2016年09月18日

 ひきこもり支援の準拠法にもなる、生活困窮者自立支援法ができた!!!

 と、ひきこもり界が賑やかだったこともあり、

 貧困についても少々詳しくなっている私聞風坊です。

 そこで今回は、生活保護とひきこもりについてのお話。

 ひきこもり界にあっては、親が子どもの面倒を見られなくなって、
 その後を誰が保護するのか?

 という話題の時に、よく取りざたされます。

 だから、生きるためのセーフティネットの意味。

 生活保護が受給できたら一安心。
 ある意味そこまでが目標。
 手続きやらなんやらかんやらしてくれる見通しがついたらそれでOK。

 やるだけのことをやりつくしたので、
 最終手段として自治体が保護してくれる状態になることを目指す。

 自治体のケースワーカーがついて世話してくれるから安心。

 希望の一歩。
 ステップアップ。

 家族だけで支えてきた不安定な状態から自治体が支えてくれる安心できる状態になる。

 家族は正直そんな思いです。
 
 でも、一般的な認識はこうではありません。

 生活保護状態に陥った。
 
 なんて表現があるように、自立生活から他者から面倒を見てもらわないとならない生活に落ちた感覚。

 これが、一般の感覚。そして自治体の感覚。
 つまり、ステップダウン。

 だから、保護開始と同時に就労自立というステップアップを強く求めます。
 働きましょう! 働けないなら通院して健康になりましょう!

 ひきこもり当事者にとっては、降ってわいたような状況。
 驚天動地の一大事。パニック必須。

 やっと保護で守ってもらえる。
   VS 
 保護に陥った。

 安住の地を求めて、やっとたどり着いたが、実は自分は望まれていなかった。


 そんな意識の食い違いが生まれているように思えています。

 思い込みと現実の違い。
 予想以上に大きいようです。

  


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