こもる人の親がしてはいけないこと

2016年08月01日

 ひきこもり状態にある人は、ほとんどが精神医療サービスを受けた方がいい状態であるという指摘があります。
※ひきこもりガイドライン2010厚労省

 そのため、医療サービスをどのように利用するかが、
 本人や家族にとって重要なテーマになります。

 特に、医師が出した薬については大事です。

 一番やってはならないのは、
自分勝手に
 薬を飲むのを止めたり、
 量を減らしたり増やしたり、
 飲む薬・飲まない薬を選んだりすること。

 でも、こんなことする人は結構多いもの。

 その理由としては、

 一度飲み出したら一生飲まないとならなくなる。

 薬漬けになる。

 副作用が怖い。

 薬でもっとおかしくなる。

 こんな感じ。

 実際は、
 なんでもかんでも一生飲むわけではありません。
 ほとんどは、一時的。

 少なくとも通院の場合は、日常生活が送れるように配慮して薬が出されます。

 副作用については事前に説明があります。

 なにより、服用して何か変化が起きてそれが気になるときはすぐ相談するよう念押しされます。

 相談は、主治医でもいいし薬剤師でも構いません。

 その対応が気に入らないなら、保健所でも精神保健センターでも相談してもいいんです。

 なんだったら、別の医師に相談してもいい。セカンドオピニオンは最近では珍しくなくなってきたようです。

 とにかく、勝手に判断しないで、医療の専門家に相談しながら、望ましい状態を目指すのが得策です。

 というのも、
 薬の効果がまだ出はじめる前に止めたり、
 効果が出て一時的に症状が治まっているだけなのに止めたり、
 するのは、適切ではないからです。

 私聞風坊がこれまで相談を受けた中で、
薬を飲み続けていれば。
 と思うことがしばしばありました。

 きっと、薬に対するいえ精神医療に対する上記のような不安でいっぱいだったからなのでしょうね。

 精神医療が必要な本人は判断力が落ちています。基本不安でいっぱいです。

 その分、家族がしっかり治療を支えねばなりません。

 家族が精神医療サービス利用に否定的だと、本人が適切なサービスが受けられなくなり、害を被ります。

 この事態は避けねばなりません。

 精神医療は怖い。という自分の気持ちは抱えながらも、
 本人の利益に叶う医療サービスが受けられるよう心配りすることが家族の役目なんです。




 

タグ :精神医療

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