ピアサポート運動のこと

2016年06月29日

身体や精神に困難を抱える当事者本人が、

自分たちの経験を活かして、

 同じような困難を抱える人や、その家族や関係者に対して支援を行うことをピアサポートと呼びます。
 ※ピア=peer=仲間・同朋

 入院している当事者本人に対しては、悩み要望を聞き、医療者との調整を図ったり、
 地域で暮らす本人に対しては、自立生活のコツなどを伝え合ったりして、
 サポートします。

 ひきこもり界では、訪問支援や居場所で活躍しています。

 障害者当事者運動の大きな柱ですし、

 ひきこもり界でも重要なテーマです。

 さてこの活動、これまでは無償を前提にやっていましたが、
 最近は、これを仕事として位置づけるような運動が広がってきました。

 つまり、専門家としてサービスを提供し、対価を得るのです。

 経験を活かして仕事にする。
 入院経験や、病気やケガの治療という決して楽ではない経験を資源(リソース)に変換して、
 自分の人生と他者の人生に活かす。

 そんな運動が、始まっています。

参考

NPO法人 宮崎もやいの会
http://www1.bbiq.jp/m-moyai/

日本メンタルヘルス ピアサポート専門員研修機構
http://pssr.jimdo.com/



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Posted by 聞風坊 at 06:00│Comments(0)社会のこと
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