ひきこもりのコストベネフィット分析2

2016年05月27日

 前記事の続きです。

 不登校やこもる人は、学校や社会に出て行くのに、呼吸が止まりそうになりながら、めまい起こしかけながら、身体がちがちに緊張してやってきたのに、これっぽっちしか利益がない。
 
 そんな身が持たないくらいの苦労するくらいなら、もう出ません。
 ってなるんでした。

 そこで、どうするかです?
 このとき、ついベネフィットを高めることに意識が向くんですが、
※例えば、通いたくなる学校に変える。働きやすい社会に変えるなど。
 これがとっても大変。

 だって社会を変えるってことだもの。
 なぜなら、
 その社会にわりと自然でいられてそんなに不都合を感じてない人が多いからです。
 つまり、今のベネフィットで十分な人たち。
 
 その人たちにとっては、十分な利益を得ている社会の仕組みやありようを変える、つまりコストをかけるということになります。
 これは割に合わないのでしょう。だから社会を変えるのは難しい。 

 となると、もう一方の側であるコストを下げることも重要になってきます。
 ものすごいストレスを乗り越えて外に出ねばならない現状、つまり高コストな状態を、
 ストレスをあまり感じなくないで、つまり低コストで外に出られるようにすることです。

 阻害要因を除く。ストレッサーの除去。なんて言い方もありますが、OKな暮らしの邪魔しているナニカを発見して、それを取り除くのですね。少なくとも邪魔を小さくする。

 これは、自分に働きかけること。
 だから、自分のペースでやれます。しかも着実。

 具体的には、
 慣れるという方法があります。とにかくできるところまで外に出つづけるのですね。
 怖さとか身体の動きの悪さとかに注意を向けることから、外に意識を向けるうち、前より楽に出られるようになります。

 瞑想もあります。穏やかな気持ちでいる時間を作って、心身の調子を平静にするのですね。
 緊張や不安に意識を向けることから平静な状態に意識を向ける練習をすると、以前より過度な緊張を感じにくくなります。

 慣れるのに似てますが、緊張してる、怖がってる、ストレス感じてる自分とよく対話して自分を優しくなだめてあげるという方法もあります。

 カウンセラーや医師の協力を得るというやり方もありますね。

 自分が気楽に心地よくなるために、自分なりのコストを下げる方法を発見できたら、すてきです。

 この項終わり。


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