ひきこもりのコストベネフィット分析

2016年05月25日

 コスト(費用)と便益(利益)を秤にかけて、

 コストの方が高いか

 便益の方が高いかをよく考えてから、

 最適の行動を選択する。

 これを私たちはよくやります。

 不登校やひきこもる人も、きっとこれやってます。無意識に。

 学校に行くための準備、気合い、行ってからのストレス、

 社会に出るときに、気力体力など消耗するモノ、かかるストレス、心の痛み具体などなど。

 と、

 学校に行ったことで得られるいいこと、親から叱られないこと、先生からほめられること、友だちと会えること、

 社会に出たことでの利益、罪責感が減ること、一人前の気分を味わえること、充実した時を過ごせることなどなど。

 を秤にかけて、頑張って、学校に行ったり、社会に出たりします。

 さて、
 このとき大事なのは、コストの大きさととベネフィットの大きさなんです。

 不登校やこもる人たちが学校に行ったり、社会に出たりするためには、ものすごいエネルギーがいるんです。
つまり、とってもコストがかかるってこと。

 問題は、それに見合ったベネフィットを提供できる機会って、そんなにないことなんですね。
 もし、ガンダムを操縦できるとか、好きなゲーム1年分プレゼントとか、一等賞の宝くじプレゼントとかなら、見合うかも。
 でも、そんな機会はない!

 だから、あんだけ苦労して、呼吸が止まりそうになりながら、めまい起こしかけながら、その時間に起きていられるよう睡眠調整1週間頑張って、身体がちがちに緊張してやってきたのに、これっぽっちしか利益がない。
 ってことになりがちなんです。

 そんな苦労するくらいなら、もう出ません。
 ってなるんです。

この項続く。



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