傷つき体験よりも癒され体験をね2

2016年05月13日

 傷つき体験により社会参加に困難をおぼえるのは、
 裏を返せば、
 癒され体験がないということ。
 
 という視点の転換が、最近、私聞風坊に起きたのでした。

 ストレス社会と言われる現代。
 社会参加していれば、大なり小なり傷つきます。

 それでいてなぜ多くの人が、不登校やひきこもり、病気など極端な困難を抱えずに、社会参加し続けられているか?
 という視点から考えると、

 それは、
 傷が癒えるからだ。
 と思うのです。

 一晩ぐっすり眠れる。
 飲み屋で話を聞いてもらえる。
 気の置けない仲間と遊ぶ。

 ストレス解消手段として知られるいろいろなことによって、
実は傷を癒している。
 そう思えてきたのです。

 これはつまり、
傷つかない社会を作ろう!
 という運動ではなく、

 癒やしの機会の豊富な社会を作ろう。
 となります。

 癒やしの時間。
 癒やしの方法。
 癒やしの場。
 癒やしの人間関係。
が豊富な社会。
 
 これはもちろん、癒やしの機会があるから傷ついてもいい、傷つけてもいいということではありません。
 暴力的な言動、構造は改めることが大前提。
 人を傷つけない社会を作るというのが本分。
 
 そこまで配慮していても、どうしても、
 人は傷つくことはある。
 特に、過去にひどく傷ついた経験のある人は、十分に癒されてない場合、そうでない人より傷つきやすくなっている。
 その現実を踏まえた上での話しです。
 
 傷つき体験にばかり注目する原因論から
 どうしたら傷が癒えるか? に注目した問題解決論。

 過去について語るのではなく、これからについて語る視点。
 を採用すると、新しいアイデアが浮かぶことがあるのでした。

この記事終わり。



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