未来を考えると苦痛を感じる人

2016年05月09日

 未来について考えよう!

 明るい未来をイメージして、そこに向かって頑張ろう!

 現状に不満があるなら、問題が解決された未来をイメージして、今何ができるかを考えよう!

 なんて風に、未来に向かって元気にやっていこうという動きを見聞きします。

 これがどうにも苦手な私聞風坊は、そんな人たちとの違いを考えました。

 思いついた答えは、一言でいうと、

 ベース(土台・前提)が違う。
 でした。

 未来をイメージできる人は、

 行動に使えるエネルギー量が、いつも十分にある。

 それが維持できるように安全な環境にいる。

 ようです。

 トラウマ反応などでエネルギーを消耗しないし、

 日頃、環境の安全チェックを行わなくていいからでしょうね。

 エネルギーと安全性がある程度一定に確保されているから、

 それを土台にして、未来を考えることができるのでしょう。

 もし、未来を考えることに苦痛を感じる人が、企業研修や社会問題解決のための未来を考えるワークショップなどに参加したとしたら?

 のさんでしょうね。※標準語訳:しんどいでしょうね

 これまで、
 ベースが違う場に何度も参加して、苦痛を感じた聞風坊でした。
 


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