誰かと対話するのにまず必要なこと

2016年05月01日

 対話。

 それは、
 互いに対峙して話しをすること。

 昨今、ひきこもり界、精神医療界でよく話題になります。

 当事者本人と家族との対話。

 医師と患者との対話。

 患者とその家族との対話。

 でも、これらどれもが難しい。

 どうも、自分の思いを伝えたい気持ちが先走るのがその原因の一つみたいです。

 自分の辛さを分かってほしい。

 だからもっと優しくしてほしい。
 それで相手にあれしてほしい、こうしてほしい、それはしてほしくないなどと求めてばかし。

 患者によくなってほしい、言うこときいててほしいと求めてばかし。

 なんだか一方的な話になって、お互いに話しをすることをやめてしまう。
そういうことは珍しくありません。

 そこで考えました。
 対話に必要なことってなんだろう?

 一つの結論として、
 相手の立場に立てること。
 と考えます。

 相手の立場に立つってどういうこと?

 精神科医の北山修氏が、共視論として指摘していますが、
 抱っこされた子と母親が同じ風景を共に見る。
 手をつないだ母子が同じ草花を一緒に見る。

 お互いを見つめ合う対話の視点とは180度逆です。

 共視する時、
 2人は同一のものを見つつ、
 身体の接触を通して通じ合っています。

 相手の立場に立つって、
 この感覚に近いかなと考えます。
 
 この記事続く。

タグ :対話共視

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