社会に疎外感を持つ時

2016年04月29日

 不登校の人、ひきこもる人、ニートの人、心身に障害を持つ人は、

 社会から疎外されている感を持つことが多いです。

 それはたぶん、

 社会という共同体・コミュニティが、構成員である私たちに期待することがあるにも関わらず、
 それに応えられないから。

 のように思えます。

 期待することとしては、

 学校という共同体なら、
先生の言うことをきく、明るく元気に友だちと仲良く、毎日通うなど。

 社会という共同体なら、
法律を守る、公序良俗に違反しない、勤労、納税、心身健康であること、他者と関わり協調するなど。

 でしょうか。

 これら、社会が期待する

 姿
 行動

 から逸脱している人たちについては、社会は当然OKではありません。

 ゆえに、通学するよう、勤労するよう、健康であるよう求めます。
 国策を講じます。
 それは優しさであり、厳しさでもあります。
 
 一方で、
 当事者たちはこれを同調圧力と呼び、社会が強要していると感じています。

 社会からのあからさまな、または暗黙の働きかけに心を動かし、期待に応えようと奮起する人は社会は喜んで受け容れます。
 社会の側(サイド)と認めます。

 強要と捉え、奮起しない人、自助努力を怠るとみなされる人は、喜んで受け容れません。
 都合、その人たちは疎外感を持ちます。
 アウトサイダーとなります。
 
 そして、社会と自分の距離感は広がっていく。

 社会の期待と自分らしさの折り合いを上手くつけられるような手助けがあれば、
 この溝は狭まるかもしれません。



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