目標に向けてガンバレル人のこと3

2016年04月09日

 目標を決めて、それに向けてガンバル記事の続き3です。

 さて、
 困難は克服できる! という信念にもとづいてか

 不登校を克服させよう。

 ひきこもりを乗り越えさせよう。

 ニートから脱せさせようと。

 相手がガンバリ続けるようガンバル親や支援者の姿勢をよく見受けます。

 人がガンバッテる時は、闘っている時なのです。
 この時、自分はこの闘いに勝てそうだと予測しているのでしょう。
 または、わずかな希望を持って、今ガンバレば、きっと今よりイイことが待っていると思っているのでしょう。

 ガンバレナイ時は、負けそうだと思い始めている時でしょう。
 もうムリ。きっと心は悲鳴を上げているでしょう。

 闘っても闘っても安心が得られないとき、人は逃走します。
 不登校や引きこもりは、この状態なのかもしれません。

  こう考えると、
 不登校やこもっている人たちに、目標を決めてガンバル支援が有効ではないことは、うなずけるでしょう。

 闘って負け続けた人に、またあの戦場で同じように闘えと励まし、背中を押すのと同じだからです。

 それは、
 また負けろ。
 一敗地にまみれろ。
 恥をかけ。
 屈辱を味わえ。
 と言っているのも一緒だからです。

 この記事続く。



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