2016年03月28日

獣のようにひきこもっていた頃の話し

 今では、穏やかな状態で過ごす時間が多くなっている私聞風坊ですが、

 こもり始めたホントの最初の頃は、獣でした。いのしし
拙著にはこう記しています。
 
 髪の毛もヒゲも何ヶ月も手入れをしていないのでぼさぼさに伸び放題だ。

 しかも、気持ち的に追い込まれているので、目つきがアブナイ。顔をしかめ、上目遣いに睨み付け歯を食いしばっている。

 入浴、着替えをしない。

 切羽詰まって気がつけば叫んでいる。

 手足の血の気が引く。

 こわばった筋肉が勝手に踊りだす。体が震えていうこときかない。

『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社 2005)p30~31より抜粋。

 まさにパニック!
まさにおかしい状態!叫び

 さて、こんな時どうしていたかというと、
そんな自分を味わっていました。

 これ、カウンセリング・セラピーのトレーニングでさんざんやったこと。

 自分への声かけをしながら、パニクってる自分にただ寄り添ったのでした。

 自分の筋肉のどこがこわばっているか? 震えているか?

 自分の身体のどこが冷たくなっているか?

 自分の身体のうちのどこらへんが重くなっているか?

 自分の身体・内部を観察し、何が起きているかを知り、
そして、すべてあるがままを受容していたのでした。

 それこそ気が変になるくらいの大変な苦痛を伴う作業でしたが、
 恐慌状態にある自分から少しばかり距離を置くことになるので、
 落ち着いた客観的なクールな自分は保護できていたのかもしれません。

 今で言うとマインドフルネス状態に当たるでしょうか。

 この頃から、身体の声を聞くことをやっていたのですね。

 もちろん当時は自分が何を意図しているかはもちろん分かっていません。
 ただ、今ここ、布団の中でおかしくなっている自分の状態に気づき声をかけ続けただけ。

 それは期せずして、おかしな自分自身をも排除せず受け容れる作業の繰り返しでした。

 そのお陰かもしれません。
 少しずつ落ち着きを取り戻していったのでした。

 そうして今に到ります。



同じカテゴリー(こもる生活の工夫)の記事
 少林寺拳法で身体感覚に目覚めた話 (2017-09-21 06:00)
 ひきこもらないようにしていたこと (2017-09-09 06:00)
 トラウマケアのこと 9 まとめ (2017-09-06 06:00)
 トラウマケアのこと 7 タッピング (2017-08-31 06:00)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。



【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。


過去記事
みやchan インフォ
みやchan ホームに戻る
みやchan facebookページみやchan twitter
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
オーナーへメッセージ
 お手数ですが、携帯・スマートホンなどからの送受信の際は、パソコンからの受信ができるよう設定をお願いします。
 当方からのお返事が送信できないことが時々あるのです。
削除
獣のようにひきこもっていた頃の話し
    コメント(0)