ニートの就活セミナーのこと

2016年03月08日

 以前、ニート当事者の立場から、働くことについてのセミナーが開催され、

そこに、こそ~っと行ってきたことがありました。

 就職セミナー、
 ニート向けセミナー、
は、いずれも就労支援者側が開催するもの。

 だから、目線は社会の側から。
ということで、社会参画してない人に対しては、どうしても上から目線になりますね。

 それは、ニート当事者の心となんかズレてるということで、ニート当事者の人たちが主催するに到ったのでした。

 1つのイベントを成し遂げるというのは、並々ならぬ努力がいります。
就労系のイベントはこれまた労力をたっぷり使います。
 私も長らく関わっていたのでよく知ってます。

 そんなこんなで、宮崎の若者の力強さを感じたのでした。
※もう、この感覚がオジサンですわガーン

 そしてやはり、ひきこもり系との違いを感じます。

 何かが違う。

 そう思ったのでした。

 何が違うか?

 ・・・キョロキョロ

 その答えは、

 問題意識が自己完結していない。
誰かと関わることをはらんでいる。

 自分の行為の先に、関わる人を布置している。


そんなメモを手帳に書いていました。

 ひきこもり系は、文字通り自分の個の世界にこもります。
だから、
 誰かと関わることを自分の意識から除外していることが多いのです。

 ために、
 自分なりの考えや解決手段にこだわりが強く、誰かと一緒に調整しながらやるという感覚はあまりない。

 ゆえに、
 自分の問題解決策や行為の他者への影響をあまり考えていないことが多い。

 自分の行為が、一体どういう影響を現実的に周囲に与えるだろうか?

 現実検討することはまれです。

 社会から遠ざかっているために、社会と現実的に折り合いをつける感覚が発達していないのかもしれません。

 一方で、

 あぁ、この人たちは誰かと関わることを前提にしているんだ。

 壇上のニートの人たちの話を聞きながら見ながらそう思いました。

 それでいて、やはり苦悩の中にいる。
世界に居場所を求めている。

 若者の苦悩の形は様々なんだと再確認したのでした。



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