正解に早くたどり着く練習が学校教育みたい

2016年02月23日

 過日、読んだり書いたりする時に困難が生じるディスレクシアの講演を聞きました。

 文字がゆがんで認知されたり、漢字だけが巨大に認知されたりして、ものすごく読みづらいので、読解に時間がかかること。

 書こうとした字とは、違う動きを手がするために、別の字を書いてしまうこと。

 などが分かりやすく説明され、理解が進みました。

 その中で、印象に残っているのは、日本の学校教育とイギリスとの違いです。
 特に、テストにその違いが現れるらしく、
日本のテストは、決まった時間内に規定の答えにたどり着ける能力を競うもの。

 なので、全員が同じ時間に、同じ環境に集まって取り組む。
つまり、受験の条件が一定。

 イギリスでは、その人の考える力、問題に取り組む姿勢などを見るためのもの。

 なので、読解に時間がかかる人は基準より時間を長くとり、
雑音が気になり集中できない人は個室でテストを受けたりするのだそうです。

 これは、その人が能力を最大限発揮できる条件をそれぞれ整えた上で勝負し、個々の能力の違いを見るということ。

 受験の条件を異ならせて、公平性を保つということ。

 こんなことから、改めて日本のテストとそこに到る教育方針を考えると、

 先生が用意した正解にいち早くたどり着く能力を鍛えるのが教育であり、
テストはその実力のほどを見極める作業のような気がしてきます。

 答えは、誰かが用意している。
その答えを教えてもらう。

 日本の教育現場は、そんな受動的な心性が育まれる環境なんだろうな。
なんて思ったのでした。



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