当事者は語れているか?
2016年02月09日
ひきこもり当事者の声が聞きたい!
との世間の要望を受け、長いこと当事者語りをやってきていますが、
気になるのはその語りの扱われ方です。
新聞に載ったり、テレビやラジオの取材を受けることも何度もありましたが、
出来上がった記事や放送が、私の言いたいポイントと、ビミョーにズレているのです。
仕方のないことではありますが、やはり捨て置けません。
マスコミや研究論文などは、論調や研究テーマを予め決めてから当事者へ取材や調査をします。
そして、その当事者の語りを、自分たちが設定したテーマに沿って再構成して、世間に伝えます。
テーマに沿う発言は採用し、沿わない発言を除く。
この作業の中で、ビミョーなズレが生まれてくるのでしょう。
しかしながら、世間はマスコミや研究者が当事者の声として伝えたことを、当事者のリアルな声としてとらえます。
すでにズレているにも関わらず。
そうして、リアルと思い込まれたズレた声をもとに当事者の世間でのイメージが作られていきます。
不登校はさなぎだ。
ひきこもりは働いていないだけだ。
精神病当事者は怖い。
この項続く。
との世間の要望を受け、長いこと当事者語りをやってきていますが、
気になるのはその語りの扱われ方です。
新聞に載ったり、テレビやラジオの取材を受けることも何度もありましたが、
出来上がった記事や放送が、私の言いたいポイントと、ビミョーにズレているのです。
仕方のないことではありますが、やはり捨て置けません。
マスコミや研究論文などは、論調や研究テーマを予め決めてから当事者へ取材や調査をします。
そして、その当事者の語りを、自分たちが設定したテーマに沿って再構成して、世間に伝えます。
テーマに沿う発言は採用し、沿わない発言を除く。
この作業の中で、ビミョーなズレが生まれてくるのでしょう。
しかしながら、世間はマスコミや研究者が当事者の声として伝えたことを、当事者のリアルな声としてとらえます。
すでにズレているにも関わらず。
そうして、リアルと思い込まれたズレた声をもとに当事者の世間でのイメージが作られていきます。
不登校はさなぎだ。
ひきこもりは働いていないだけだ。
精神病当事者は怖い。
この項続く。
Posted by 聞風坊 at 06:00│Comments(0)
│社会のこと
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
【お知らせ】
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。
これまでの発表や記事原稿を、「聞風坊の図書館」で適宜公開しています。
別サイトになります。こちらもご覧下さいませ。
ブログ内検索
カテゴリ
過去記事
QRコード
読者登録
お手数ですが、携帯・スマートホンなどからの送受信の際は、パソコンからの受信ができるよう設定をお願いします。
当方からのお返事が送信できないことが時々あるのです。
当方からのお返事が送信できないことが時々あるのです。