心の傷・トラウマケアのこと 4

2016年01月18日

 前回の続きです。

 トラウマケアの重要な理論のポリーヴェーガル理論によると

 トラウマを受傷した人は、
 今ここでは、過去のあの時のような危険はないにも関わらず。
 無意識に危険な状態だと身体が反応するために、

 穏やかに人(社会)と関わることができる「耐性の窓」の中にいることがまれで、「耐性の窓」の外にいることが多いのでした。

 だから、人(社会)と関わるときに苦痛を感じるのです。
 
 このようなことから、トラウマケアで目指すところは「耐性の窓」の中に留まれるようになることなのです。

 トラウマティックな過去に振り回されず、今の生活を穏やかに過ごせる状態に居続けるのです。
 それは、
 ときに興奮したり、ときに力なくへたったりしたとしても、ほどなく穏やかに活動できる状態に戻ることを意味しています。

 そのためにやることと言えば、
そこそこ眠ること。

そこそこ食事をとること。

そこそこ穏やかにつきあえる人間関係を持つこと。

そこそこ顔の表情を豊かにすること。

そこそこ瞑想すること。

そこそこ呼吸のリズムを一定にすること。呼気と吸気のリズムを一定に。

 などがあります。

 コツはそこそこ。

 身構えず、そこそこの成果をあげながら日常を送ること。

 私聞風坊も実践しています。なかなかイケますよ。スマイル

心の傷・トラウマケアのこと 4

この項終わり。



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