心の傷・トラウマケアのこと

2016年01月13日

 これからしばらくトラウマケアについて私聞風坊がこの何年かかけて学んだことを記していきます。
 どうぞ気長におつきあい下さい。

 トラウマケアに関連する重要な理論に、

 ポリーヴェーガル理論というのがあります。

 ポージェス氏が提唱しているこの理論は、自律神経の働きについて説明します。
 http://stephenporges.com/

 私聞風坊が理解したところを、ものすごくざっぱに説明すると、

 私たちが穏やかな気持ちでいる時は、腹側迷走神経が良く働き、穏やかに社交的で、物事に取り組みます。
 この状態を「耐性の窓」の中にいるなどと言います。

 興奮した気持ちでいる時は、交感神経が優位活発に働き、頭脳や身体がとても活動的に、物事に取り組みます。
 この状態を過覚醒状態と呼びます。

 気持ちが沈んでやる気がない時は、背側迷走神経が優位になり、身も心も不活発なために、あまり物事に取り組めません。
 この状態を低覚醒状態と呼びます。

 私たちは、遭遇する出来事によって、鋭敏さ・覚醒度の違うこの3つの状態のどれかにいます。

 ※これまでは、自律神経は、交感神経と副交感神経(迷走神経)の2系統しかないと思われていたのが、
 実は迷走神経にはもう一つの経路があることをポージェス氏が発見し、
 氏は、この腹側迷走神経が、人を含む「ほ乳類」が他者と関わりをもつときにとっても重要であることを説明します。

 この記事続く。



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