アルコール依存症とひきこもり

2016年01月03日

 アルコール依存症の当事者会として世界的に有名な、
ある意味当事者グループの源泉である、

アルコールアノニマス=AA

 の本『アルコホーリクス・アノニマス』(AA日本ゼネラルサービスオフィス 2004)
に、アルコール依存症の飲み方と、通常範囲の飲み方の違いが書いてあります。p31。

 普段、よく酒を飲む人は多く、その人たちは時々やらかしたり、飲酒を注意されたりしますが、
飲酒がふさわしくない日常的な理由があれば、問題なくやめていられる人。

 例えば、朝だから、車に乗るから、明日朝が早いから、最近飲み過ぎてるから。

 また、健康診断で身体の問題が指摘されるほどの大酒飲みは、
大きな理由があれば、結構困難だけれども、やめられる。少なくとも控えられる人。

 例えば、医者に飲酒を止められた、恋人から今の飲み方を心底嫌われている。

 この両方とは違う酒の飲み方をするのが依存症だとあります。
その飲み方は、タイミングも、量も、その時の気分や態度もまったく常軌を逸しています。

 それは、いつも
 朝起き抜けの一杯、大事な仕事の前日だったり、

 いつも泥酔でほろ酔いがなかったり、

 しらふのときは、社会性をわきまえた紳士淑女だが、
いったん酒が入ると、暴力的で、暴言を吐き散らし、軽蔑される態度をとったりします。
 ※方言で、しょのむと言いますね。

 そして、こんな風になる自分自身を飲酒する本人が心底嫌っています。
 それでも、
最初の一杯に手を出してしまいます。

 それは、
 気持ちがたるんでるとか、気合いが足りないとかではなく、
 意志の力ではどうしようもないことだからのようです。

この項続く。



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