2015年10月24日

アダルトチルドレンの痛み

 久しぶり、アダルトチルドレンについてです。

 アダルトチルドレンについての否定的な意見に、自分の問題から逃げるために全部を親のせいにしているというのがあります。

 確かに、
友だちがいないのも、
 恋人がいないのも、
   太っているのも痩せているのも、
 仕事が長続きしないのも、
   酒癖が悪いのも、
 勉強ができないのも、
    コミュニケーションが苦手なのも、

 自分の今の苦労のなんでもかんでもをすべてが親子関係に由来するとして、
 自分には責任がない、ぜんぶ親のせいだ、親が悪いんだという風に、
 なんだか自分の不幸に居直っている様な印象も受けることもあります。

 自分の苦痛のすべてを親の責任にすることで痛みを感じないようにしているのでしょう。

 ですが実のところ、
アダルトチルドレンと自認することは実はすごい痛みを伴うことなのです。

 なぜって !?!?

 自分の親は常軌を逸している。

 ということを認めることからアダルトチルドレンが始まるからです。

 依存症系自助グループでは、自分たちのことをまともじゃない、正気じゃない、などと認識しています。
それは、自分を含め家族みんながそういう状態だったということです。

 自分のまともじゃなさ。
 家族の異常さ。

 その痛みを受け止めること。

 アダルトチルドレンの快復は、痛みから逃れることではなく、
痛みの体験から始まり、

 痛みを受け容れ、

   痛みを伴う出来事に対して寛容の気持になることで、なされるのです。

 この辺のこと、拙著にてもう少し詳しく書いてあります。↓
『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』
            (B6版128頁・頒価1,000円)




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