自助グループリーダーはほぼ支援者です

2015年10月26日

 最近は、いわゆる当事者としてより支援者として活動していることがほとんどの私聞風坊です。

 とはいえ、これといって意識が変わったわけではありません。
一般的な認識では、支援する方される方と言われるように、
180度逆の立場になります。

 でも、私の意識は変わらないのです。
な~ぜか?

 自助グループのリーダーだったからです!

 リーダーは、メンバーに奉仕する。
この教えに従って、ずっとやってきたからですね。

 メンバーの変化と成長のために、自分にできることをグループの枠内でやる。
その時、自己犠牲しない、自他の境界を踏み越えないなど、ルール厳守でやる。

 ということにものすごくこだわってやってきたのです。

 これ、クライエントのために、カウンセリングなどの決められた役目の枠内で仕事する。
とほぼ一緒なのです。

 そして、自分のケアを忘れない。
これも一緒。

 他者のケアを仕事にする人は、その何倍も自分のケアに力を入れます。
自分を道具にしているのだから、道具の手入れは怠っちゃイケない。なんて口伝もどこかで聞きました。

 ということで、自助グループリーダーはほとんど(心理)支援職と一緒だと思ったのでした。

このブログでの支援職に対する厳しい記事は、こんな経験にもとづく自戒がこもっているのでした。

珍しく記事が軽い!




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Posted by 聞風坊 at 06:00│Comments(0)自助グループ
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