不登校ひきこもり。親が変われば子は変わるのこと。2

2015年10月18日

 前記事の続きです。

 親が変われば子は変わる

というのは、不登校・ひきこもり界ではとっても有名なフレーズは、

  子どものためを思って、必死に何年も何十年もやれるだけのことをして、努力に努力を重ねてやってきたのに、

この上まだ変われって言うの? 大泣き

 こんな気持を引き起こしているのではないか?

 という前記事の続きです。

親が変われば。
というのは、

笑顔で会話しましょう。
 ヒ・ミ・ツ 本音ははらわた煮えくりかえってるけど、顔面だけは笑顔でいよう。

受容しましょう。
 ヒ・ミ・ツ まったく受け容れられないのが本音だけど、さしあたり今のところはガマンしよう。

ありがとう。
 ヒ・ミ・ツ 文句の10や20は言いたいのが本音だけど、とりあえず感謝を表明しとこう。

 という風な、本音とは違う行動だけを変えることではないようです。

 実のところ、そんな場当たり的な表層的な変化では子どもは変わらんでしょう。
本音がちゃんと伝わってるからです。

 つまり、
子どもを変えるために(小手先で)頑張る。
 という親の本音・本質は変わってないのです。

 だからもし、
本質を変えるならば、子も変わるかもです。

 さて、その本質。

自分が犠牲になって頑張ればいいことがある。
 かもしれません。

 だからこれを、
自分を犠牲にしないにも関わらず、心地よくなる。

 こんな風に変えれば、

 親(自分)は変わるかもしれません。

この項終わり。




同じカテゴリー(心理・カウンセリング)の記事画像
相談に行ったらなんだか軽くあしらわれている感じがしてしまう理由の話
【告知】精神疾患を抱える親を持つ子どもの支援についての研修会のお知らせ
【告知】子どもの支援職向け研修会のお知らせ
自己理解のためのジョハリの窓 補足
同じカテゴリー(心理・カウンセリング)の記事
 見えるところに居るな! (2021-06-28 06:00)
 トラウマを負うと注意の問題や落ち着きのなさが起きるのはなにかと恐ろしいからかもしれない (2021-06-24 06:00)
 虐待・逆境体験によって身も心も混乱する話 (2021-06-20 06:00)
 精神疾患を抱える親の子なんだと腑に落ちた話 (2021-06-16 06:00)

この記事へのコメント
かずはは さん
でしたか。変わるって、もしかしたら、ただ自然な本音を受け容れる。って風に変わることかもしれませんね。
Posted by 聞風坊聞風坊 at 2015年10月19日 08:16
もう、おっしゃる通りです。
その言葉しか出ません。
Posted by かずはは at 2015年10月18日 10:29
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
不登校ひきこもり。親が変われば子は変わるのこと。2
    コメント(2)